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G&P 35W HID フラッシュライト baneriさんの投稿インプレです。 写真、紹介文はbaneriさんからいただいたものを掲載します。 baneriさん、ありがとうございました。 G&P 35W HID フラッシュライト 定価 42000円 重量 1435g 光量 3500ルーメン 連続照射時間 40分 ハンディタイプの懐中電灯の中では間違いなく最高峰の明るさを誇るライトです。 そしてコスト対効果を考えると非常にリーズナブル。 以前SURE FIREが限定で出していたビーストは20万円以上して2000ルーメン。 また、私の知っているフラッシュライト中最高出力を誇るPolarion- USAのPS-X1が 4000ルーメンで25万円ほどもすることを考えると、 実売価格3万円で3500ルーメンを手に入れられるのは本当にすばらしいこと です。 もはやフラッシュライトコレクターとなりつつある私baneriにとって 3500ルーメンは避けては通れない道、ついつい買ってしまいました(笑) |
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単体では大きさが分かりづらいと思うので ほぼ同じ大きさのSURE FIRE 10X ドミネーターと比べてみました。 非常に大きく、また図太いのが分かると思います。 またパッケージはシンプルで取扱説明書や保証書などは一切入っていません。 3万円の家電製品(?)に保証書が付いていないというのは日本では考えられませんが、 海外メーカーだから仕方がないのでしょうか。 使い方もはじめは分からず、後述する充電用端子は、 探し回った末にようやく見つけました。 素材は金属でおそらくアルミ。L7に似た表面処理がされています。 |
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これがHIDです。 少し分かりづらいと思いますが、 リフレクターが同心円状に二種類組み合わさっていることが分かるでしょうか。 一つは内側にあるドーム型のリフレクターで、 中心部集中型のスポットパターンを形成します。 もう一つはその外周に筒状に配置されているリフレクターで、 これは非常に広範囲を照らす拡散型のパターンを形成します。 |
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グリップ後端にはスイッチがあり、それを外すと充電用の端子が顔を出します。 グリップ自体にリチウムイオンバッテリーが内蔵されていて、 専用の充電器および車内充電器が付属します。 このサイズでもランタイムは40分ですが、 別売のロングバッテリーを使用すると90分まで延長できるようです。 しかし全体の長 さも1.5倍になります(笑) 実は購入したのですが、専用のソケット無しでは充電できない旧型が送られてきました。 現在対応待ちです。 |
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簡単に分解できるのはここまでです。 スイッチは押し込むとロックがかかり照明状態をキープできます。 光量調節やストロボ機能はありません。 全てのねじ込み部分にはOリングがあり、 バルブとベゼルの結合部は二重になっています。 しかし全体的にネジの精度が悪く、正しくはめ込んでもガリガリと引っかかり、 外すと一部削れている所もありました。 生活防水以上は期待しない方が良さそうです。 本体にもNOT FOR DIVINGと書いてあります。 |
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これがHIDの本体です。 ハロゲンバルブと比べても非常に大型です。 中心部にある小さなガラス管の中で放電現象が起こり、 それが光源となっているためフィ ラメントが存在しません。 よって効率が良く、猛烈な出力を誇りながらもランタイムは良好です。 しかし発光管が温まるまで光が安定せず、 それまで徐々に明るくなっていくので、 設定光量になるまで十秒弱のタイムラグがあります。 SURE FIREがHIDモデルを中々出さないのは 起動時間を短縮できない所にあるのではと考えますね。 |
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3500ルーメンの威力は猛烈で、直視していなくても目が痛くなってきます。 光温度は約5000kですが、LEDに似た青白い感じがします。 また200mは離れている建物の外壁にまでしっかりと光が届くのには驚きました。 東京タワーの展望デッキ辺りまで照らせる計算になりますね(汗) そして開けた河原で使いましたが、スポット光はもちろんのこと、 拡散型の光もとても明るいです。 ベゼルの先の草原が、角度80度距離100mの扇形状に照らされて さながら昼間のようになります。 いずれ画像を送りたいと思います。 画像は左から順にG&PのT-1、SURE FIRE 6P ORカスタム、 同 M3P Combat、同 L7 ルママックス、 同 10X ドミネーター、G&P 35W HID フラッシュライトです。 |