Marushin P210-6 8mmMAXIBB

ルガー原理主義者さんよりお借りいたしました。
ルガー原理主義者さん、ありがとうございました。

マルシン 8mmブローバックシリーズ第3弾となる機種です。
前作がオートマグと言う大型機種だったのに対し、
今回はシングルオートといきなり小さくなりました。
豪華な実銃用ガンケースに収められ、
写真のセット内容(予備マガジンは付属せず)で販売されています。
マズル部分のスポンジに切り欠きがあるのは
コンプ付の発売を見通してのことでしょうか?
本体は非常にスリムです。
実物を見たことが無いので、リアルさ云々については触れませんが
グリップが細身で非常に握りやすく、コントロールのしやすい一丁です。

現在のオートとは一線を画す、
まるで工芸品のようなフォルムが印象的です。
反対側の画像です。
スライドの幅が非常に薄く、それを覆うかのように
長く伸びたフレームが特徴的です。

しかし、これによりスライドとフレームの接触抵抗が大きくなり
動作はゆったりとした感じです。
スライドストップをかけた画像です。

何故かフルストロークではなく、
10mm程前進したところでかかります。
最後退した位置から前進してかかる為、ノッチの磨耗はかなり激しいです。
セイフティはクリック感がはっきりしていて好感が持てます。
グリップを握った手の親指で解除するには少し遠い感じがします。

トリガーは2ステージで、切れに若干不満が残る物の
非常にフィーリングの良い落ち方をします。
グリップを外し、トリガー後ろのアジャストスクリューで
作動量を調整する事ができます。
ハンマーは勢い良く「バチン」と落ちます。
グリップは木目調のプラで、「くびれ」が大きく
日本人の手にも馴染みやすい形状です。
スライドストップを外すと、画像の様にフィールドストリップできます。
リコイルSPはユニット化されていて、非常に分解しやすく
メンテナンス性に優れます。
ブローバックエンジンはマルイ同様、負圧切り替え式です。
8mmBB弾を撃ち出す為、発射側のガスルートが大きく
また、切り替えバルブもかなり大径です。

スライド形状の制約か、ピストンの径が小さく
長大で抵抗の大きなスライドを動かすには力不足に感じます。
強めのリコイルSPのせいもあり、少し冷えるとスライドストップがかかりません。
ホップは可変で、下部のねじによって強さを変えられます。
ホップ形状は殆どマルイで、非常に良い素質を持っていますが
BB弾保持方式とLD-2システムによって、全てを台無しにしています。
ハンマー、シア類はユニット化されてフレームに収まっています。
サイトピクチャーです。
サイト全体が細身で、フロントサイトには反射防止のセレーションが
入っていますが、材質がテカっている為、明るいところで見ると
フロントサイトが反射して、狙いにくくなってしまいます。
前後共に左右調整が効きます。
赤いパッキンが、今回から搭載された新システム、LD-2です。
バレル途中にホップをもう一回設けることにより、
バウンドを抑制して命中精度を向上させようと言うシステムですが
実際は全くの逆効果で、グルーピングを大きく悪化させています。

高速運動中のBB弾をパッキン等の弾性体に衝突させると
回転軸、運動量が大きく変化して、それが弾道に顕著に現れます。
これが通称「つまづきホップ」で、何世代も前のホップ方式です。
ノーマル状態での5m 8発のグルーピングです。
使用弾は0.34g、114mmです。

最近のハンドガンとしては非常に悪いグルーピングです。
5mと言う近距離ですが、明らかに変な方向に飛んでいく弾が
視認できるくらいです。
LD-2を外し、ビニールテープで塞いだだけで
前と同条件のグルーピングです。
これだけで8発52mmと、半分程になります。

遠距離でこの効果は顕著で、LD-2有りでは
何処に飛んでいくか分からないBB弾が、LD-2除去だけで
上下にばらつく物の、真っ直ぐ飛んでいくようになります。

BB弾保持位置がホップパッキン手前のチャンバー部分で保持されている為、
まだ軽いつまづき状態にあります。
これらの解決は、別コーナーのチューンナップで行っていこうと思います。
価格:\20790(税込み) 全長:213mm
重量:約730g 初速:56.3m/s(0.34g 室温23℃)
バレル長:???? 装弾数:8+1発
発射方式:シングルアクション ホップタイプ:可変ホップ LD-2システム
サイト:オープンサイト(フロント、リア共に左右調整可能) 外部:無し