東京マルイ FN 5-7

サー・ワダさんに取材させていただきました。
サー・ワダさん、ありがとうございました。

東京マルイからリリースされたFN 5-7です。
モデルはFNH Five-seveNで、P90で使用される
5.7×28mm小口径高速弾をそのまま使用できるピストルで、
その斬新で未来的なデザインがP90と共に注目を集めました。

東京マルイから電動ガンでP90が発売された当初から
Five-seveNを待ち望む声が多数寄せられたようで、
2001年の発売から8年の歳月を経て、ようやく「相棒」が登場しました。

箱はマルイお得意のスタイリッシュなデザインで、
左側のモデルを現す部分はステッカーになっています。
フレーム成型色を変えたバリエーションが期待されます。
中はこんな感じで、シンプルな発泡スチロールの箱に
一式納められています。
付属品は取説、クリーニングロッド、BB弾です。
全体像です。
形状から分かる通り、かなり奇怪なデザインのハンドガンです。

実銃もスライド、フレーム共にポリマー製で
(金属インサートをポリマーで覆うような形式)
概観の素材としては、実銃と似たような感じになっています。
スライドの前方と後方でシボ加工を変えてある等、
仕上げに変化をつけています。
トリガー上方にあるのがセイフティで、
赤マークが見えている状態でセイフティOFFになります。

セイフティ、スライドストップ、マガジンリリースは明るい色で
成型されていて、分かりやすいようになっています。

これらの可動部分は、全てハンドガンを握った手で
操作できるようになっています。
スライド側面の刻印です。
メディア露出しているFive-seveNの刻印は
「FN HERSTAL BELGIUM」なのですが、マルイの5-7では
画像の様な刻印になっています。

オリジナル刻印なのか、または何か特殊なモデルの
刻印なのか、詳細は分からないです。
グリップのチェッカリングとエンブレム刻印です。

チェッカリングは鋭いスパイク形状の物がモールドされていて
滑り止め効果は抜群です。

エンブレムはアレンジされ、「FN」ではなく「TM」になっています。
トリガーはグルーブの入ったワイドタイプです。

5-7はトリガーがかなり前方にあり、広いグリップ前後幅もあって
トリガー位置が遠く感じます。
同じ回転軸型トリガーを持つM92FやP226、G17と比較しても
かなり遠くにあります。

この辺り、好みが分かれるところです。
セイフティONの状態です。

セイフティには適度なクリック感があり、
切り替えの感触が分かりやすい物となっています。
スライド右側面の刻印です。
おなじみASGKマークと生産国、メーカーが入っています。

スライド後方にモールドされたグルーブと
耳の様な出っ張りがありますが、コッキング時に
この耳に指をかける事で、非常に操作がしやすくなっています。
白く潰れてしまいましたが、レール右側面に
シリアルナンバーの入ったプレートがはめ込まれています。
エジェクションポートは5.7×28mmのケースをエジェクトする為、
一般的なハンドガンと比べて広くなっています。
リアサイトは固定式をモデルアップしています。

ノバックサイトの上下幅を縮めたような形状になっていて、
ホワイトドットが入っています。
フロントサイトにもホワイトドットが入っています。
サイトピクチャーです。
固定式なのでサイト調整が出来ないのが難点です。
アウターバレルはマルイ初のアルミ製です。
表面はアルマイト仕上げとなっています。
先端には分解時、リコイルSPが外れないようにする為の
Oリングが付いています。

元々の口径が小さいだけあって、バレルもかなり細いです。
やや奥まったところに、インナーバレルが見えます。
アンダーレールもフレームと一体で備わっています。
各種ライト等が装着可能です。
5-7最大の特徴と言ってもいいのが、この大型マガジンです。
5.7×28mmを装填する為、前後幅が大きく
デザートイーグルのマガジンの横幅を小さくしたような感じです。

このおかげで、大容量のガスタンクを備えることができ、
安定した作動に一役買っています。
ガス放出口やプラ製リップなど、
この辺りはいつもの見慣れたレイアウトです。
フォロアーを下げると、真ん中からやや下辺りの穴から
BB弾をジャラジャラ流し込むことができます。
チャンバークリアを確認し、一回コッキングして
テイクダウンラッチを操作すると
スライドを前方に抜き取ることができます。
こんな感じで、簡単にフィールドストリップすることができます。
機種によってコロコロピストンカップの変わる
マルイガスブローバックハンドガンですが、
今回の5-7ではカップが採用されています。

素材はなにやら黒い物になっていますが、
P226で起こったカップのめくれ上がりによる
ブローバック不良が心配です。
ハンマー周りのレイアウトです。
ハンマーは同社グロックシリーズでおなじみの
インナー式ハンマーで、負荷低減のローラーが組み込まれています。
トリガー周りのレイアウトです。
テイクダウンラッチやセイフティが集中しているので、
なにやら複雑な構造になっています。
バレルアセンブリです。
アウターバレルがリコイルSPの軸を兼ねているので、
このような形状となっています。

アウターバレルとチャンバー部分で2分割形式となっています。

ホップはいつもの所で、いつもの形式です(笑)
スライド内部はプラの2重構造に、
亜鉛製ブリーチが収まる形となっています。
もちろん、ノッチ部分まで亜鉛ブリーチが延びていて、
欠け対策も万全です。

金属パーツがブリーチ部分の僅かな部分しかなく、
エンジンも大口径の物を採用しているので
非常にスピードのあるブローバックに仕上がっています。

リコイルの重さはあまり無く、スピード系ブローバックなので
コントロールがしやすく、撃ちやすいです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
75.8 74.2 71.3 72.9 74.6 71.2 74.6 72.5 74.4 75.1
最大値 最小値  高低差 平均
75.8 71.2 4.6 73.7
初速データです。

気温:24℃
使用ガス:HFC134a
使用BB弾:東京マルイ0.2g
使用弾速計:クローニーM1

マルイ製品にしては珍しく、ややばらつく初速でした。
おそらく銃自体の特殊な構造やエンジンの設計変更が絡んでいると思われます。

とは言っても実射性能にさほど影響は無く、
いつもの素直で伸びる弾道でした。
概観や操作感で好みの分かれる銃ですが、ツールとしては間違いなく優秀で
ガンガン使っていける一丁だと感じました。
価格:\16590(税込) 全長:208mm
重量:740g(マガジン込み) バレル長:100mm
発射方式:ガスブローバックSA 装弾数:26+1発
ホップタイプ:ダイヤル式可変ホップ サイト:オープンサイト(調整不可)
外部:レール(寸法未計測)