東京マルイ G18C

大将さんに取材させていただきました。
大将さん、ありがとうございました。

東京マルイ初のセミ/フル切り替えのガスブローバックとして
モデルアップされました。

スライド形状の制約下で最大限のエンジンパワーを得る為に
同社デトニクスに採用されたD型ピストンを採用しており
好評だったG17の作動性を引き継いでいます。
フルオートが可能なハンドガンと言えば「G18C」と
即、返事が返ってくるくらいメジャーなモデルのG18Cですが
意外とガスブローバックでのモデルアップ例は少なく
近年ではKSC製のみでしたが、
ここに来て作動性に定評のあるマルイが参入した形です。

形状はG17にセレクターが付き、ポートや軽量化の肉抜きが施された
お馴染みと言えばお馴染みの形状です。
右側面には刻印や文字類が集中しています。
グリップ上部には製造国、メーカー名、ASGKマークが入っています。
スライド側面、チャンバーカバーには
欧州銃でお馴染みのプルーフマークが入っています。
グリップにはガスブローバックであることの刻印と
その下に「TMC-P9M-7731」と謎の文字列が記載されています。
東京マルイ グロックシリーズでお馴染みの
シリアルプレートがセイフティを兼ねている構造はG18Cでも健在です。

BHI CQCホルスターに収めた場合、テンションパーツが干渉して
知らない間にセイフティがONになっていることがあるので
注意が必要です(笑)
フロントサイトはシンプルで、ホワイトが1点入っています。
残念ながら調整はできません。
リアサイトは凹の字にホワイトが入っています。
こちらも調整が効かず、固定サイトとなっています。
サイトピクチャーです。
3点ドットに慣れていると、ちょっとサイティングに戸惑うかもしれません。
同社Hi-CAPA EXTREMEでは
スライドをショートストロークにしてサイクルを速めていましたが
G18Cはフルストロークで20発/sを謳っています。

サイクルに偽りは無く、25連マガジンならば
あっという間に空にしてしまうくらいです。

気温約31℃で試射した時は、音声計測から
22〜24発/sと言う猛烈なサイクルで発射していたことが分かりました。

サイクルにばらつきがあるのはガスの入れ方による
気化効率の違いから来るもので、
マルイでもマガジンを斜めに傾けてガスを少なめに充填し、
気化スペースを大きく取る充填方法を推奨しています。
セレクターは亜鉛ダイキャスト製で、クリック感もしっかりしています。
ダイヤルが上向きでセミオート、下向きでフルオートです。

本来はセミとフルの間にテイクダウンポジションがあるのですが
マルイ製G18Cではオミットされており、
セレクターがどのポジションにあっても分解することができます。
ホップはお馴染みのダイヤル調整式です。
緩みにくく微調整も効く優れた方式です。

スライドストップのノッチには削れ対策のピンも打ち込まれています。
ハンマー周りのメカです。
G17と同じくユニット化されていますが、互換性はありません。

ハンマーにはローラーではなく可動式の亜鉛パーツが付いています。

赤い丸の上からディスコネクター、ハンマー、
フルオートシア、バルブノッカーリリースです。
セミオートのメカニズムです。

ハンマーダウン時、各パーツはこの様な配置になっています。
セレクターがセミオートの場合、赤丸のパーツが
写真左側方向に寄っていて、スライドが後退した時に
ディスコネクターを押し下げます。
スライドが後退するとディスコネクターが押し下げられ、
シアが待機ポジションへ移動します。

そこにハンマーがコッキングされ、シアにて保持されます。
続いてバルブノッカーリリースが押し下げられ、
バルブノッカーが引っ込んでガスの放出をカットします。

この時、トリガーを引きっぱなしにしてもハンマーはシアに保持されているので
バルブノッカーを再び叩くことはありません。
トリガーを戻すとトリガーバーと連動したディスコネクタが
待機ポジションへ移動し、今度はシアと結合します。

この状態でトリガーを引くとトリガーバーを介しシアが開放され
ハンマーが落ち、バルブノッカーを叩いて動作が始まります。

これがマルイG18Cのセミオート動作です。
続いてフルオート動作です。

トリガーを引き、ハンマーが落ちてバルブノッカーを押しました。
セレクターがフルオートポジションだと、赤丸のパーツが
写真右側に寄っていて、ディスコネクターと干渉しなくなります。
よって、ディスコネクターは押し下げられません。
ディスコネクターが押し下げられないとシアは待機ポジションへ
戻れないので、ハンマーはシアに引っかかることができません。

その代わり、赤丸のフルオートシアに引っかかります。
このフルオートシアはスライドが閉鎖ポジションに戻ってくるまで
ハンマーを保持しておく働きがあり、
閉鎖ポジションに戻った瞬間、スライド内側のブリーチ後部が
青丸部分を押し、フルオートシアを押し下げハンマーをリリースします。

バルブノッカーリリースの動作はセミオートと同じです。
スライドと連動し、ON OFFします。
この様に、ここを押すとフルオートシアがハンマーをリリースします。
これにより、打撃力とタイミングを一定に保ち
安定したフルオートを実現しています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最大値 最小値  高低差 平均 J値
75.8 76.1 75.8 74.5 76.1 75.1 75.6 75.2 75.0 75.0 76.1 74.5 1.6 75.4 0.57
初速データです。

気温:26.8℃
使用ガス:HFC152a
使用BB弾:東京マルイ PERFECT HIT 0.2g
使用弾速計:comblo cd-625
ホップ状態:最小

ガスブローバックとしては非常に安定していて、やや高めな初速です。
実射性能は言わずと知れたマルイ製品、、、でも無いですが
非常に優秀で、遠距離まで綺麗に伸びる弾道になっています。

D型ピストンでエンジンパワーが落ちたと思いきや、
それをまったく感じさせない軽快な作動を見せてくれます。
不安なのは、これだけの作動性でスライドの強度が
持つのかと言うことです(汗)

シューティングに良し、別売りの50連ロングマガジンを使って
ゲームに良しの実戦派ツールです。
価格:\17640(税込) 全長:186mm
重量:698g(マガジン込み) バレル長:97mm
発射方式:セミ/フルオート SAガスブローバック 装弾数:25+1発(別売りロングマガジンで50+1発)
ホップタイプ:ダイヤル式可変ホップ サイト:オープンサイト(調整不可)
外部:レール(寸法未計測)