東京マルイ SIG SAUER P226 E2

ハンクさんに取材させていただきました。
ハンクさん、ありがとうございました。

P226の改良型に位置づけされるモデルで、
実銃は2010年に発表されたばかりと、かなり新しいモデルです。

マルイも自社のP226の改良型的な位置づけでリリースしました。
どちら様でしょうか、背後には謎の女性が(笑)
パッケージはいつも通りのシンプルな物になっています。
付属品は

・取り扱い説明書
・注意書き数点
・カタログ
・ターゲットペーパー
・空撃ち用ストッパー2個
・BB弾
・クリーニングロッド

となっています。
従来のP226と違い、スライドの成型色が変わっており
ややグレーっぽい色に変更されています。
スライド左側面に、E2のホワイトプリントが施されています。
E2は「Enhanced Ergonomics」の略称です。
スライド右側面の刻印は後加工と思われる
盛り上がった刻印になっています。
左側面の刻印類です。
E2のプリント以外、P226と同じです。
今回の改良点の一つがトリガーです。
P226に比べ、薄型のトリガーが採用されています。

指をかける距離は一緒なのですが、
後述のSRTメカを生かす為の形状変更と思われます。
P226(下)と比較すると
こんなに形状が変わっています。
もう一つの変更点、エルゴノミックデザインのグリップです。
複雑な曲線が交じり合った、独特のラインのグリップです。

実銃はワンピース物が採用されていますが、
マルイのガスブローバックガンでは2ピースになっています。
シボも荒くなり、滑り止め効果が格段に向上しています。

さりげなくSIG SAUERの文字が隠れています。
一番くびれた所から反対側まで、約53.3mmでした。
P226は約54.8mmなので、約1.5mm幅が小さくなっていました。
P226(実銃P226グリップ装着)との比較です。
グリップのラインが大きく違うのが分かります。

握ったとき、掌の真ん中に一番膨らんだ部分が
ジャストフィットするので、P226に比べて格段に握りやすくなっています。
続いて、SRT(Short Reset Trigger)です。
シングルアクション時、トリガーを引ききった状態から
トリガーを戻し、ハンマーにシアがかかって再び激発できるようになるまでの
トリガーの移動距離が大幅に短縮されています。

E2は約5mm戻すとリセットされます。
一方、P226は約9mm戻さないとリセットされません。
この差は連射時に大きな差となって現れます。
競技に使う方にとっても、大きなメリットとなります。

ちなみにトリガーが落ちる感触は相変わらず
「ヌルッ」とした感触で、分かりにくい物となっています。
実銃でも大変不評らしく、いらないところまで忠実に再現した希少な例です(笑)
サイトはホワイトドットの入ったスクウェアノッチタイプで
両方固定されています。
フロントサイトにもホワイトドットが入っているのですが、
なんと右にオフセットしています。

これは最大のマイナス点です。
マガジンも改良されており、
ボトム部分のパーツがギリギリまで小さくなっており
ガス容量が20%アップしているとの事です。

ちなみに従来のP226にも使用できます。
左が新型、右が旧型の「装弾数規制モデル再現型」です。
こうしてみると、形状が大きく違うのが分かります。
フォロアー部分にも改良が加えられており、
左の新型はBB弾を入れるスリットがリップ近くまで広がっていて
弾込めしやすくなっています。
(空撃ち用ストッパーに対応させた副産物?)
分解は従来どおり、ディスアセンブリーレバーで行います。
パーツ構成も従来どおりです。

リコイルスプリングは実測 0.12N/mmが使われていました。
スライドを最後端まで引くと約100mm圧縮され、
その時の重さは約1.22kgとなります。実銃の1/6程度の重さです。
トリガーやシア周りのパーツはSRTメカが入っている都合上、
新規製作部品が多くなっておりフレームもP226と互換性がありません。
CYC 0.2gバイオ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最大値 最小値  高低差 平均 J値
69.9 70.2 69.9 69.8 69.5 69.5 69.5 69.1 69.5 69.2 70.2 69.1 1.1 69.6 0.48
初速データです。

室温:24.0℃
使用ガス:HFC152a
使用弾速計:comblo cd-625
ホップ状態:弾道がフラットになるくらいの強さ

初速の安定さはガスブローバックとは思えない驚異的な値をマークしました。
大型化したガスタンクによる安定した気化が効いていると思われます。

実射性能はもはや説明するまでも無くマルイクオリティーで、
良く飛びよく当たります。ホップ周りのメカに変更はありません。

P226の頃から完成度は高い物でしたがE2になり、
さらに高い実射性能を発揮できるようになっています。

ただ、概観もマルイクオリティで、フレームのパーティングライン等がくっきり残っており
概観に期待して買うとがっかりすることとなります。
ツールと割り切るのが吉でしょう。
価格:\15540(税込) 全長:220mm
重量:741g(マガジン込み) バレル長:97mm
発射方式:SA/DA 装弾数:25+1発
ホップタイプ:ダイヤル式可変ホップ サイト:オープンサイト(前後共に調整不可)
外部:汎用レール パーツリスト(2011.9.6現在)