A&K MASADA

香港のA&Kからリリースされた、MAGPUL MASADAタイプのエアソフトガンです。
MASADAのモデルアップは、A&Kが初となります。

現在、実銃のMASADAはMAGPULとBushmasterによる共同開発になっており、
今回モデルアップされたのはMAGPULが発表した初期のMASADAになります。

このMASADA、本家MAGPULも自社PTSブランドでエアソフトガンをリリース予定で、
勝手に出したA&Kに対し、訴訟を起こす事を通告したことでも有名となりました。
(訴訟中との情報もあるみたいです)

本家MAGPULも東京マルイのコピーになる事は棚に上げているのかいないのか、、、
モデルアップされたのは、MASADAの中でも中間サイズに位置する
14.5インチバレルモデルです。

MASADAはバレルとそれに付随するモジュールを交換することによって
様々な特性のライフルに変えられると言うコンセプトで製造されました。
FN SCARと同じコンセプトですが、MASADAは様々な銃の良い所取りとも呼べる
設計をしており、精錬されたフォルムながら、どこかで見たような形状をしています。

現在Bushmasterで試作されいてるMASADAは、
どちらかと言うとSCARに近い形状となり、今回インプレを書いた
MASADAとは大きくかけ離れたフォルムをしています。
やたらと豪華な説明書が付属しています。
ここに一番お金がかかっているような、、、
日本国内の銃刀法に適合していることの証明書が付属します。
この個体には、弾速テストを行った日時と計測値、計測を行った人の
署名が記載されています。

これによると、0.2g(種類不明)で、マズルエナジーは0.85Jとの事でした。
全体像です。
オレンジのフラッシュハイダーが装着されているのは、
エアソフトガンと実銃を区別する法律のある国向けの輸出製品だからです。
この個体も、そのうちの一つだったようです。

ちなみにフラッシュハイダーは接着されており、
破壊して取り外すしかありませんでした。
レシーバー周りの画像です。
セレクター、マグキャッチ、ボルトリリースは全てアンビで、
左右どちらからでも操作できるようになっています。

また、グリップを握ったままで全ての操作が出来るようなデザインになっています。
セレクターは小さめですが、操作性の良いデザインです。
写真はセイフティ状態です。
セイフティ状態から時計回りに回して行き、
セミ→フル(写真の位置)となります。

M16と言うよりは、MP5に近い操作感でした。
マガジンキャッチは左右どちらからでも操作できます。
マガジンキャッチ下にあるのがボルトリリースで、
これを押し下げるとボルトがホールド状態から前進します。
グリップはMAGPUL MIADのデザインを踏襲しているのか、
殆ど同じ形状になっています。
バックストラップやフィンガーチャンネルの交換機能はありません。

トリガーガードはグリップと一緒に、ロアレシーバーと一体になっています。
ロアレシーバーは樹脂製(グラスファイバー混入ABS)です。
チャージングハンドルは写真の位置まで引くことが出来ます。
ハンドルは左右に付け替え可能です。
最後まで引くと、写真の位置まで戻って固定されます。
反対側を見ると、ボルトがエジェクションポートの半分位の
位置で止まっています。

ホップ調整はこの状態で行います。

この状態でボルトリリースを押すと、ボルトが勢い良く前進します。
ストックは伸縮、折りたたみ、チーク高さ調整と
必要十分な調整機構を備えています。
ストックの長さは7段階に調整可能です。
ストック中央のつまみを左右押しながら、伸縮させます。
チークの高さは2段階に調整可能です。
調整するには、まずロックを解除します。

チークピース全体を後ろに押し下げ、ロックを解除します。
その状態で、上に持ち上げると高さを変えられます。
高さを変えたら、再び前進させ、ロックします。

これで高さを変えられましたが、上にガタガタ動くのが気になります。
ストックとハンドガード付け根に、左右それぞれ計4箇所の
QDアダプターがあります。
ここにスリングスイベルなどを取り付けられます。
ストックを折りたたむと、こんな感じになります。
マガジンはP-MAGタイプの330連多弾数マガジンが1本付属します。
弾上がりも良く、普通にそのまま使えるマガジンです。
マガジンには、モールドでこのような刻印が施されています。
反対側はこんな感じです。
トップレール先端に、折りたたみ式フロントサイトが
備え付けられています。
左側のロックボタンを押しながら、起こしたり畳んだりします。

M16系と同じ方法で、上下の調整が可能です。
レール幅は20.95mmと、エアソフトガンでは一般的な大きさです。
高さ幅が5.50mmとかなり厚く、スルーレバー系の取り付けには注意が必要です。
リアサイトは、何故かMATECHの600m BUISタイプのサイトが付属してきました。
しかも、サイト本体の固定ネジ穴がM3なのに対し、
付いてきたネジがM4だったので、取り付け不可能でした(笑)
この辺りが大陸クオリティですね。
ハンドガードを外してみたところです。
バレルはアルミの一本物で、形状もなかなかの物です。
バレル下部は、バッテリーが入る関係で少し切り欠いてあります。
ハンドガードはグラスファイバー混入ABSの一体成型です。
色んな箇所にクーリングホールが開いていて、
ここにネジを通せば、レールが増設できそうです。
実銃の特徴でもある、ワンタッチバレル交換機能も再現されています。

このように、バレルはチャンバーと一体のモジュールとなっており、
基部のロックナットを緩めると、丸ごと抜けてきます。
基部はこんな感じになっています。
ロックナットに、基部と噛み合うようなネジが付いており、
これをかみ合わせて、バレルをロックします。

バレルの取り外しの様子は、動画を参照してください。
ガスピストンもそれっぽく再現してありますが、
この個体はガスピストンが錆だらけでした。
オレンジ色のマズルとは別に、LR300のハイダーも付属してきました。
実銃MASADAにもこれに似たハイダーが付いていますが、
微妙に形状は異なります。
バレルは真鍮製で、全長400mmの物が付属してきます。
内径は未計測です。
チャンバーはワンタッチバレル交換に対応した
独自の形状のものとなっています。

クリアーパーツで成型されていて、内部が見えるようになっています。
内側はバリだらけでした。
ホップアームをブリッジ状の調整パーツで挟み込んで押さえています。
この調整パーツをスライドさせてホップのかかりを調整するのですが、
非常に外れやすく、固定も甘いので、何かの拍子にホップがずれてしまいます。
チャンバーを全分解した画像です。
このように、調整パーツをスライドさせることで
ホップの強さを変えます。
パッキンはKM企画のセパレートパッキンの内部形状を
コピーしたらしく、2点支持型の物になっています。

パッキンにオイルっ気はまったく無く、ガビガビの状態で組まれていました。
バレルのガタを取るサポートリングも、無理やり圧入していて
バレルを抜くのが一苦労でした。
給弾ベースもクリアパーツになっています。
ノズルはこの機構のせいで非常に長くなっており、
タペットプレート前面から先端まで、約32mmでした。
レシーバーを分解した画像です。
ストックは基部のネジとピンを外すと、
上にスライドして外すことが出来ます。
アッパーレシーバーはアルミの一本物で、
バレル基部をがっちり埋め込んであるため、剛性は完璧です。
しかしこの個体は、バレル基部のロックナット4本のうち、
2本のネジがなめており、スクリューが空回り状態でした。
分解する部分ではないので、接着でいいかもしれません。
モーターは怪しい物が付属します(笑)
ピニオンが交換式なのですが、なんと固定のイモネジが付いていませんでした。
一応圧入になっているので抜けてくることは無いのですが、
はっきり言ってダメダメです。
グリップエンドはこんな感じです。
固定ネジは前側がタッピングネジで後ろがミリネジと言う
何がなんだか分からない仕様です。

グリップのネジ穴はプラなので、ここにミリネジを使うのはちょっと、、、
セレクターのクリック感を出すパーツはプラ製、、、
すぐに磨り減ってきそうです。
メカボックスをロアレシーバーから外すには、
マガジンキャッチを外す必要があります。
マガジンキャッチは右側の部分がねじ込み式になっていて、
ボルトリリースを押し下げながら回すと、マガジンキャッチが抜けます。
ギアはカスタムギアっぽい物が入っています。
ベベルのラッチは5枚です。

軸受けはメタルですが、内径がガタガタで使い物にならない、、、と思いきや、
何故かノイズは低めです(笑)

怪しい高粘度グリスが付着しています。
メカボはマルイの完全劣化コピーです。
内部は引っかき傷でぼろぼろで、バリも出まくっています。
スプリングはマルイ純正よりも少し強めな感じのが入っています。
タペットプレート、ノズル共にグラスファイバー混入計の素材で出来ています。
すぐにポキッと行きそうで怖いです。
ピストンも同じ素材で出来ており、こちらも不安です。
Oリングは膨張しちゃってるのか、クリアランスがきつ過ぎです。
シリンダーの内面はザラザラで、ギアについているのと
同じグリスが付着していました。
シリンダーヘッドには厚い緩衝材が張られています。
メカボ内部には、謎のプラスチック片が、、、
こんな感じで、概観の出来はいいのですが、内部はボロボロと
典型的な大陸製品と言った感じでした。
内部はマルイメカボックスを入れなおした方がいいでしょう。

しかし、この内容で実売\25000程度と、驚くほど低価格です。
私が購入したところは、台湾から送料込みで\25000だったので
これで儲けが出るとなると、原価はいくらくらいで作っているのか気になるところです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最大 最小  高低差 平均 平均値でのJ値
90.4 91.7 89.9 92.8 92.4 91.5 92.6 92.0 92.1 92.1 92.8 89.9 2.9 91.8 0.84
上は初速のデータです。
使用弾速計:Combro cd-625
使用BB弾:東京マルイ 0.2g

初速証明書と合致する値になりました。最初から結構出ています。
少し上下差がありますが、一般的な電動ガンと言った感じです。
価格:\25000前後 全長:830〜905mm(ストック全開時) 折りたたみ時の全長は計測し忘れ
重量:2912g(マガジン込み バッテリー無し) 装弾数:約330発
作動方式:電動セミ/フル バッテリー:ハンドガード内にミニバッテリー
バレル長:400mm ホップ:可変ホップ
サイト:折りたたみ式フロントサイト&BUISタイプリアサイト 外部:M14P1逆ネジ、レール(幅20.95mm、高さ幅5.50mm、溝幅計測し忘れ)