CA DRAGUNOV SVD (BK)

サー・ワダさんに取材させていただきました。
サー・ワダさん、ありがとうございます。

CA(クラシックアーミー)から発売されている電動ドラグノフです。
電動ドラグノフとしては、RS(Real Sword)製に続き2作品目となります。

このモデルは、ブラックのファイバーストック搭載モデルとなります。
元々長大な機種だけあって、箱も非常に長いです。
弾速チェック表が貼られています。
初速はトイテック0.2gを使用し、88.6m/sとの事でした。

その脇には、UFCのシールが貼られています。
説明書とトリガーロック時の処置方法を記したメモが入っていました。

ちなみに説明書のホップ調整項目で、
強弱の方向が逆になっていました(^^;
スコープ無し、本体だけで見ると非常に細長く
槍の様に見えます。
レシーバーはアルミ製です。
大型のチャージングハンドルやセイフティレバーが特徴的です。
AKシリーズ同様、全て右側に集約しているので
操作には若干の慣れが必要です。

セイフティレバーの後ろにある小さなレバーは
レシーバーカバーのロックレバーで、分解時に操作します。

表面は塗料にドブ付けの様な、如何にも東側な仕上げになっています。
アウターバレルもアルミの1本物で、
ねじ込みによってレシーバーと結合しているので強度は抜群です。

が、この細さ故に少し不安になってしまいます。
ハイダーとフロントサイトは一体成型になっています。
ガスチューブ、レギュレター部はダミーながら稼動します。
タンジェントサイトは上下方向に稼動します。
数値に赤い色が入っています。
コッキングレバーを引くと、ホップダイヤルにアクセスできます。
ホップ調整のダイヤルは非常に硬く、この状態で調整するのが困難です。

黒い線を引いた部分には、シリアルナンバーが入っています。
レシーバー側面には光学機器用のサイドレールを装備しています。
スコープ類はここにレバークランプにて装着されます。
トリガーガードは薄い鉄板で、前後にねじ2本で止まっています。

トリガーはメカボックスに固定されていて、長いバーを介して
スイッチを押す構造になっていますが
意外とプルは軽く、引きやすい物となっています。
(落ちどころは電気スイッチなので殆ど分からないです)

電動セミオート特有の「トリガーロック」が起こった場合、
マガジンを外して細い棒などでカットオフレバーを押し上げ
フルオート状態で数発発射すると解消されます。
ストックはグラスファイバー混入樹脂とアナウンスされています。
マットブラックに塗装されています。
ワイヤーのクランプで装着できるチークピースが付属します。

このチークピース、ストックの曲面と合っておらず
(ストック自体も成型不良?でカーブしています)
固定してもかなりぐらつきます。

何か詰め物をするなど、改良が必要です。
ハンドガードはハンドガードキャップ前方のレバーを下げ、
前方に抜き取るようにスライドさせると左右に分割できます。

バッテリーはミニ(ボンテージタイプ)を収納します。
一見、スティックバッテリーが入りそうですが
収めるのがかなりきつく、収めてもコードの収納スペースが無く
ハンドガードが開いてしまいます。

指定のミニバッテリーでもかなりきつく、ほんの僅かですが
ハンドガードが開いてしまいました。
レシーバーカバーを外した様子です。
メカボックスが姿を見せます。
マガジンはスチールプレスの外装にプラのインナーを入れた
2重構造となっています。

大きさの割りに装弾数は40発と、結構少なめです。
給弾口側から見た写真です。
工夫すれば多弾数マガジンが仕込めそうです。
SR-25を並べてみました。
サプレッサー付きのSR-25もかなりの長さですが、
それを若干上回る全長でした。
こちらがメカボックスです。
シリンダー周りとギアが平行に並ぶオリジナル形状で、
構造的にはマルイのVer.7に似ています。

セミオートオンリーなので、構造は単純です。

分解時に逆転防止ラッチにアクセスしづらく、
バッテリーを繋いで空撃ちし、ピストンが前進しきる所で
うまく止めたほうが作業は楽です。
メカを分解したところです。
ギアはロングストロークのピストンを使う都合上、
セクターの歯数が多く専用の物となっています。

モーターは回転数こそあまり高くありませんが、
かなりのトルク型を搭載しています。
モーターホルダーで固定されていますが、
意外とガタツキが大きく、ピニオンとベベルの相性も悪いようで
かなりのギアノイズが出ます。

スプリングは線径が1.6mmもあるかなりのハイテンションスプリングが
入っており、シリンダー容量の調整でデチューンしています。
シリンダーはマルイ PSG-1サイズで互換性があります。
シリンダーのど真ん中に穴が空いており、
意図的に容量不足状態にする事でデチューンしています。

フルサイズシリンダーにかなり弱いばねの方が
メカの負担も少なく、楽だと思うのですが、、、謎です。
ピストンは黄色のロングサイズです。
前3枚が金属歯になっており、専用のセクターギアと併用します。

ヘッドは給排気仕様です。
インナーバレルは631mmと、物凄い長さです。
内径は公称6.08mmとなっています。
分解したチャンバー画像です。

インナーバレル固定はマルイと同じ樹脂カラー方式ですが
チャンバー内径が大きく、ガタつきます。
ホップ調整は省スペース設計で良く用いられる
棒状の突起でパッキンを直接押す構造です。

ホップ調整が非常にシビアで安定しない上に
一歩間違うと即、弾詰まりする構造なので、
実射性能を重視する場合は真っ先にカスタムが必要です。
弾速測定
使用弾速計:Combro cb-625
使用BB弾:東京マルイ 生分解0.2g
ホップ:開放(最小)状態
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最大値 最小値  高低差 平均 J値
96.2 91.5 93.5 91.3 91.9 94.6 93.0 95.6 94.4 93.0 96.2 91.3 4.9 93.5 0.87

かなり高い弾速をマークしています。向こうでの計測が径の小さなトイテック0.2gだったので、若干上がるのを予想していましたが
思ったよりも上がり、かなりギリギリな数値となっています。

箱出しではスプリングレートが高かったり、ホップ機構に難があったりとやや調整が必要ですが、
本体の構造やメカボがしっかりしているので手を入れやすく、様々な電動用パーツが使用できるのも利点です。
価格:¥54800(税込み) 全長:1225mm
重量:約3300g(マガジン込み) 装弾数:40発
作動方式:電動セミオート バッテリー:ハンドガード内にミニバッテリー
バレル長:631mm(外径8.5mm、内径は公称6.08mm) ホップ:可変ホップ
サイト:アイアンサイト(リアはフルアジャスタブル) 外部:専用サイドレール