G&G GF76S

KOVAさんからお借りいたしました。
KOVAさん、ありがとうございました。

G&Gから販売されているエアソフトガンで、
GF76Sと言う聞いたことのない名称ですが、実のところ
FN FNCをモデルアップしたエアソフトガンになります。
(ライセンスの関係でしょうか?)

実銃のFNCは1976年にベルギー FN社から発売されており
正式採用銃として大きな成功は納めなかったものの
発売から40年以上経った今も、ライセンス生産が続いており
一部の国では正式採用銃(スウェーデン Ak5等)となっています。

漫画やアニメ、映画などのメディアで登場する機会も多く
まさに「息の長い銃」と言えます。
G&GのGF76Sは、バレルの長さによってLとSの2種類が存在し、
これはSモデルになります。

付属品でスコープマウントと450連マガジンがありますが
お借りした時に受け取り忘れたので今回はレポート無しとなります。
ロアレシーバー周りの画像です。
刻印の類いは、セレクターを除き入っていません。

セレクターは大きく回転させることによって
セーフティ、セミ、3バースト、オートとポジションを変えることができますが
3バーストはオミットされており、フルオートとなります。

このセレクターは非常に使い勝手が悪く、
最悪グリップから一端手を離さないと回せないと言う、
とっさの切り替えには対応しづらい物となっています。

マガジンは電動M16/M4用ならば互換性があります。
写真はありませんが、標準で450連の多弾数マガジンが付属します。
ハンドガードはスチールプレス製のインナーに
樹脂製のアウターを被せる二重構造になっています。
ストックはスケルトンタイプですが、基部が金属の塊なので
879gもあります。

このせいか重心が中央に近く、長時間持っていても意外と疲れません。
ストックは下に押し下げるとロックが解除され、
写真のように折りたたむことができます。
アッパーレシーバー エジェクションポート周りの画像です。
ダストカバーは別パーツで、チャージングハンドルを引くと
それに合わせて上下します。

作りも丁寧で、動作も非常にスムーズです。
チャージングハンドルを引くと、
エジェクションポートからホップ調整ができます。

M16/M4と同じダイヤル式ですが
この個体はダイヤルが異常に堅く、まったく回りませんでした(汗)
ハンドガード付け根にあるガスレギュレーターは
ダミーながら、しっかり稼働してクリック感まであります。
フロントサイトは上下に調整可能ですがユルユルです。
ネジロックを併用するのが好ましいでしょう。

フラッシュハイダーは着脱可能で、ネジ規格は
M14P1 逆ネジになります。
グレネード用のサイトもしっかり稼働します。
惜しむべくは、対応するグレネードランチャーが無いことです。
リアサイトは左右の調整が可能で、
ピープを250mと400mの2種類に切り替えられます。
250mと400mで穴の上下位置が微妙に異なるなど
作りが細かいです。
ハンドガードはフロントサイト付け根の
スプリングプレートを外すと左右に分割できます。

バッテリーはハンドガード内部に内蔵できますが
9.6Vミニ以下のセパレートタイプでないと内蔵は難しいです。

配線はテフロン被覆コードで、ヒューズもしっかり入っています。
ストック基部のネジと、それを外すと現れる
レシーバー固定用のネジを外し、
フロントのテイクダウンピンを抜くとレシーバーを上下に分割できます。
意外とメンテナンス性は良好です。

メカボックスはVer.2互換ですが、
ダミーボルト稼働用に上面の一部を切り取ってあります。
ホップチャンバーは形式こそマルイM16/M4ですが
形状、寸法は独自の物となっています。
給弾ルートとはセパレート構造になっています。

パッキンは緑色で、バリだらけの怪しい物が入っていたので
マルイ純正に交換することを強くお勧めします。
弾速測定
使用弾速計:comblo cb-625
使用BB弾:G&G 0.2gバイオ弾
ホップ:弾ポロしない程度にかけた状態

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最大値 最小値  高低差 平均 J値
83.1 83.5 83.6 83.6 83.1 82.7 81.9 81.7 82.7 82.6 83.6 81.7 1.9 82.9 0.69

有効弾指数
(0.69×1000) ÷ 10.5 ÷ 9.93 = 6.62
(J値×1000) ÷ 20m先のグルーピング(cm) ÷ 20m先のターゲットに5発撃ち、ストップターゲットを撃つまでのタイム(秒)
単位時間あたり、どれだけの火力を集中させられるかを算出した実射性能を測る指標の一種です

J値 : 0.69J
20m先のグルーピング : 10.5cm(オフハンド G&G0.2gバイオ オープンサイト)
タイム : 9.93秒

性能的には一般的な電動ガンレベルで、高い剛性も相まって安心して構えられ、テンポ良く撃つことができます。
ホップ調整がほぼ機能していないと言う点ではマイナスでしたが、若干の改修で解決出来るので
ほぼ箱出しで使えるレベルと言っても良いと思います。

今までFAL/FNCのエアソフトガンと言えば「首が弱い」、「呪われている(笑)」等と悪評がつくことが多々ありましたが
これはそんな不安を払拭するに値する、良い出来のエアソフトガンだと思います。

今回から実射性能の指標として、GUN誌 エディ諸星氏の記事でおなじみの有効弾指数を
若干アレンジした物を採用しましたが、まだデータ数が不足しているので評価は無しとします。
今後、比較などに用いていこうと思います。
価格:\52290(税込) 全長:950mm〜700mm
重量:3900g 装弾数:450発(スタンダード電動M16/M4用が使用可能)
作動方式:電動セミ/フルオート バッテリー:9.6V セパレート型ミニバッテリー
消費電流:未計測 バレル長:357mm
ホップ:可変ホップ サイト:オープンサイト
外部:M14P1逆ネジ 専用マウントベース マニュアル(G&G サイトへリンク)