WE KATANA M4A1 RAS

台湾 WEが製造販売している電動ガン
KATANAシステムのM4A1 RASです。

この個体は日本総代理店のエンテンが販売している物となります。
箱には初速一覧が記載されていますが、
表記がGAS GUNに、、、

ちなみに実測値と大きくかけ離れていたので
おそらく違う物の表を貼り間違えたのでは無いかと思います。
箱を開けると、こんな感じで
タイラップで固定されています。
こちらがKATANA M4A1 RASの本体です。
一見、見慣れたM4A1ですが、、、

それでは、各部を細かく見ていきたいと思います。
ハイダーはスチール製、アウターバレルはアルミ製です。
刻印の類いは一切入っていません。

マズル部分はM14P1 CCWネジなので
各種オプションが装着可能です。
アウターバレルはフロントサイトポスト直後で2分割されていて
簡単にCQBRサイズに!

・・・と言う訳には行かず、長いインナーバレルが丸見えになります。
インナーバレルの長さを変えれば、CQBRサイズになります。
継ぎ目の部分もM14P1 CCWネジです。
レシーバーにはCAUTIONステッカーが貼られています。

こちらも、セレクターの刻印以外はありません。
好きな刻印を入れてもらうベースとして、良いかもしれません。

グリップ、モーターはSTD AEGと互換性がありますが
レシーバー類はKATANA専用となり、互換性がありません。

KATANAシステムは、セレクターをセーフティポジションにすると
逆転防止ラッチを解除し、ピストンを最前進位置に持ってきます。

これは、後述するテイクダウン時に必ず必要な動作となります。
ストックは4ポジションのスライドストックです。
ストック本体はクレーンタイプです。
WE KATANAはストックチューブをおもしろい方法で固定しています。

スライドストックを固定するピン穴の溝に、1カ所プラスネジがあります。
ここを外すと、ストックチューブの着脱ができます。
こんな感じで取り外せます。
従来のストックチューブ内からネジとワッシャーで固定する方式より
着脱が簡単で配線の取り回しも楽ですが
緩みやすいので、定期的なチェックが必要です。
ストックチューブの中はストレートです。
キャリングハンドルは着脱式です。
外すと汎用レールが姿を現し、各種オプションが装着可能です。
レールの寸法になります。

レシーバートップレール
@ : 21.04
B : 15.39
J : 3.00
K : 5.42
L : 10.01

ハンドガードトップレール
@ : 21.03
B : 15.71
J : 3.02
K : 5.35
L : 10.19

とりわけ変な寸法も無く、一般的なサイズのレールです。
チャージングハンドルを後ろまで引き切ると
ダミーボルトカバーがロックされ、疑似ボルトストップがかかります。
ホップ調整する際、便利な機能です。

ボルトリリースを押し込むと解除可能です。
KATANAシステムの一番の特徴は、
実銃通りのテイクダウンが楽しめる構造です。

テイクダウンピンを押し込み、上下レシーバーを開くと
シリンダー、バレルを抜き取れます。
この際、必ずセレクターをセーフティポジションにして
逆転防止ラッチを解除しておきます。
ピボットピンを押し込むと、アッパーとロアに2分割できます。

構造的にはSYSTEMAのPTWとマルイのSTD AEGを足して2で割った感じです。
駆動系はすべてロアレシーバーに集約されています。

アウターバレルやハンドガード類は、STD AEG規格なので
各社オプションパーツが装着できます。

マガジンは、300連の多弾数マガジンが付属で1本ついてきます。
その他、STD AEG用のM4系マガジンは一通り互換性がありますが
フレームとの相性があり、中にはかかりが浅い等の理由で
弾が上がってこない組み合わせもあります。
チャンバーはクリアの樹脂で成形されています。
一般的なSTD AEGのM4用カスタムチャンバーが使用可能です。

ノーマルチャンバーはクッションゴムの代わりに
ただのゴム丸棒を入れており、
ホップ調整がピーキー過ぎる上に、あまりグルーピングが良くありません。

さらに、ホップを強くすると弾詰まりを起こして破損させる原因になりますので
ここは交換をお勧めするポイントです。

2013.9.4 追記
チャンバーによっては、フレーム内部と少し干渉するようです。
その際、少し調整が必要になります。
こちらがシリンダーアッセンブルです。
ブルーのアルマイトが特徴的です。

右下の突起にテイクダウンピンが入ることで、
アッパーとロアを結合しつつ、シリンダーの位置決めを行います。

アッパーフレームの保持は、すべてこの部分で行っているので
結構な肉厚があります。
シリンダーアッセンブルを分解した写真です。
内部パーツはSTD AEGと全く互換性が無く、独自の物になります。
ピストンレールはシリンダー内に引き抜きパイプの成型としてついています。
ピストンは一式がアッセンブルとなっています。
給弾は、SYSTEMA PTWと同じくノズルをピストンヘッド内のOリングで保持、
後退させる方式になっています。

ピストンはストロークの都合から、歯が13枚仕様になっています。

これに併せ、セクターギアも歯が13枚、つまりセクカ3枚相当になっています。
ギア類はすべてSTD AEGと互換性がありますが
この歯数だけ注意が必要です。

このピストンは完全専用品ですが、
エンテン経由でスペアパーツが手に入ります。
このように、ノズルをピストンヘッドで保持し、
ノズルの後退保持時間を稼ぐ為にピストンヘッド自体もスプリングである程度
伸びるようになっています。

しかしながら、後退保持時間を多く取り過ぎているので
少しでもハイサイクル化すると、給弾不良や
弾道が極端にばらつく等のサイクル不良を招きます。
シリンダーヘッド、ノズルの形状はPTWそっくりです。

緩衝材が小さいので、打撃音はやや大きめです。
しかしながら、それを補って余りある(?)強烈なギアノイズを発生させるので
まずは調整から入らなくてはなりません、、、
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最大値 最小値  高低差 平均 J値
93.30 94.10 93.90 94.00 93.60 93.60 93.70 93.50 94.00 93.80 94.10 93.30 0.80 93.75 0.88

使用バッテリー : Turnigy nano-tech 7.4V 2200mAh 35-70C LiPoバッテリー
連射サイクル : 15.33rps
使用弾速計 : Combro cb-625
使用弾 : G&G 0.2gバイオ
室温 : 25 ℃
ホップ状態 : 最小状態
初速とサイクルになります。
初速は明記していた値と全然異なり、かなり出ています。
サイクルは7.4Vの高出力リポで15.33発/sですが、
これ以上電圧を上げると、すぐ給弾不良を起こします。
動作の様子の動画です。
30mチャレンジでのグルーピングになります。使用弾はG&Gの0.28gです。

前述した通り、ホップのテンショナーがただのゴム棒なので、調整がピーキーかつ飛ばしが出やすい構造となっています。
例に漏れず上下左右にまんべんなく散る弾道で、箱だしでは遠距離での狙撃は厳しいです。

とはいえ、各種カスタムチャンバーやバレル、パッキンが使用できるので
カスタムの幅は広く、命中精度に関しては大きな可能性を秘めていると言えます。

また、メカボックスの大部分はSTD AEGのパーツと共用または一部改良で使用できるのも嬉しい点です。
ベースガンとして、おもしろい一丁だと思います。
価格:\49800(税込) 全長:765mm〜850mm
重量:3150g 装弾数:300発(スタンダード電動M16/M4用が使用可能)
作動方式:電動セミ/フルオート バッテリー:各種ストックinタイプ
バレル長:363mm ホップ:可変ホップ
外部:M14P1 CCW レシーバー上部アクセサリーレール ハンドガードに4面レール サイト:オープンサイト(フロントは上下、リアは左右に調整可)