東京マルイ 次世代電動ガン SOPMOD M4

画像のドットサイト、マウント、フォアグリップ、レイルカバーは付属しません。
取材させていただいたPower-Osanaiさん、ありがとうございました。

リコイル機能を搭載した「次世代電動ガン」シリーズ第3弾で、
初のM16(M4)系の次世代電動ガンです。
見た目こそ従来の電動ガンと変わりませんが、
各部に新技術を採用しており、
正に「別次元」の電動ガンとも言えるモデルになっています。

SOPMODはSpecial Operations Peculiar MoDificationの略で、
特殊作戦用装備と言う意味です。
基本となる銃本体に、各種アクセサリ群を装着することによって
多種多様な用途に対応させると言ったものです。
その中核ともなるのが、1913ピカティニー規格レールであり、
アメリカ Knight's社のR.A.S(Rail Adapt System)です。
今回から採用された物は

・アルミダイキャスト製メタルフレーム
・一本物アルミアウターバレル
・新型ホップダイヤル
・リアルサイズR.A.S
・リコイルエンジン搭載 新型Ver.2メカボックス
・ボルトストップ機能
・ワンタッチ式ニッケル水素バッテリーと対応クレーンストック

と、ほぼ全てが新規に制作されたような物です。
レシーバー部分の写真です。

レシーバーは上下共にアルミダイキャストで製作されており、
従来の薄いプラレシーバーとは別次元の剛性を誇ります。
刻印部分の写真です。
途中からなぜか刻印が薄くなっています。
セレクター周りの画像です。
こちらにも刻印が入っていますが、深さが一定ではなく
薄い部分も見受けられます。

ピン関係は大半がモールドです。
従来と同じEG1000モーターを採用しているため、
グリップは残念ながらいつもの太いグリップのままです。
今回の目玉の一つ、リアルサイズR.A.Sです。
R.A.Sとは、アメリカ Knight's社が開発したレールを上下左右に装備した
ハンドガードR.I.S(Rail Interface System)の発展系です。

今まで、各社から様々なエアソフトガン用R.A.Sパーツが販売されていましたが、
肝心要の「ピカティニー規格レール」を再現したものが少なく、
実物パーツ、特にA.R.M.SやLaRue Tacticalのスルーレバーマウントを
装着した際、ガタツキが生じたり、取り付けできない物が多数でした。

今回マルイでは、正式なピカティニー規格に対応させた
リアルサイズR.A.Sを製作し、それを搭載させました。
これにより、装着が困難だったスルーレバー系オプションの装着も
難なくこなせるようになりました。

*注意*
レプリカスルーレバーマウントは、それ自体がいい加減な寸法の為、
正式なピカティニー規格でも取り付けできない場合が多々あります。
R.A.Sには上下左右、レールのスロット部分に
位置を示す刻印が入っています。
アウターバレルはアルミ削りだしの一本物を採用しています。
R.A.S下部を外した画像です。
R.A.Sに隠れる部分も、しっかり作りこんであります。

従来はここが単なるパイプ構造だったため、嬉しい仕様です。
基部にはバレルロックナットが顔を覗かせます。
R.A.S取り付けの為、独自の形状となっています。
M16(M4)系の宿命とも言える「首の弱さ」ですが、
このSOPMOD M4では、完全に弱点を克服しています。

首周りの頑丈さは相当な物で、箱出しバットスイングOKな位です。
軋みやぐらつきはまったくありません。
ボルト(カバー)は、従来のつや消しブラックから
メッキ調の物に変更されました。
チャージングハンドルを引くと、カバーが後退して
ホップダイヤルが顔を覗かせます。

従来のダイヤル式では、撃っているうちにホップが緩んでくる上に、
調整が若干ピーキーと言う欠点がありましたが、
調整の細かさと確実性で定評のあるドラム式に変更になりました。
リアサイトはLMT(Lewis Machine & Tool Company)タイプの
着脱式リアサイトを採用しています。

必要に応じて、簡単に取り外しできるようになっています。
もちろん、上下左右の調整の調整も可能です。
ストックはクレーンストックタイプを採用しています。
三角形のチークパッドは安定感抜群です。

バッテリーコンポーネントはダミーで、予備電池を入れることはできません。
中には駆動用バッテリーが入ります。
ポジションは6箇所で、体格に応じた調整が可能です。
フルサイズ電動ガンでは初めてダイレクトコネクト方式の
バッテリーを採用しています。
電動ハンドガン、コンパクトSMGシリーズで培われた技術が生きています。

バットプレートを外し、バッテリーを挿入して
再びバットプレートを取り付けるだけでバッテリー交換は完了します。

なお、バッテリーと専用充電器は別売りとなっています。
新規の投資となるだけあって、地味に痛いところです。

また、SOPMOD M4にはバッテリーコネクタが付属し、
これを使用すると、従来のコネクタ式バッテリー用の充電器が使用できます。
バッテリー接点とヒューズが見えます。

配線はストック内部を通り(スライド接点式)、メカボックスへ行きます。
接点が多いことと、配線ルートが長いことが災いし、
連射サイクルは従来の電動ガンと比べると遅めの
毎秒10発〜12発程度となっています。
専用のバッテリーです。
ニッケル水素で、電圧は8.4V、容量は1300mAhです。
価格は1本\5040(税込)

セルはプラスチックのケースに覆われています。
形状から分かるとおり、非常に壊れやすい構造をしています。
使わないときは、衝撃を与えないように保管しましょう。
また、持ち運びもなるべく控えたほうが良さそうです。

ちなみに上下の向きがあるので、注意が必要です。
マガジンハウジングから覗き込んだ画像です。

今回から新しく採用された「ボルトストップ機構」のパーツも見られます。
このSOPMOD M4は、ノーマルマガジン使用時、
残弾を撃ち切るとボルトストップがかかり、トリガーを引いても動かなくなります。
弾の入ったマガジンを入れなおし、ボルトストップを押し込むと
再び発射が可能となります。
オプションの430連マガジンでは、この機能は働きません。

ちなみに、今回からリアルサイズマガジンとなった為、
従来のM16用マガジンの類は共用できません。

また、この82連ノーマルマガジンは、内部の切り替えスイッチにより
リアルカウントの30発にも変更できるようになっています。

予備マガジンは82連が1本\2625(税込)、430連が1本\4179(税込)
レシーバー後部のテイクダウンピンはダミーで、
前方のピンを外すと、アッパーフレーム一式が
スライドして抜けるようになっています。
フレーム固定は、アッパーとロアの接点に爪があり、
それが噛み合うことで行われます。

海外製のメタルフレームで広く採用されている方式で、
マルイもそのまま採用したようです。
動作の様子を撮影した動画です。
シュート&リコイルエンジンの反動は結構強力で、肩にガツガツ来ます。

初速はマルイ0.2gで91.3m/sとかなり出ています。しかし、多くのレポートを見ると、かなり初速がばらついているのが分かります。
組み立てが中国に移行したような話を聞きましたが、真偽はともかく、品質にかなりばらつきがあるのは事実です。
品質で定評のあるマルイらしからぬ事ですが、少しでもコストダウンする方向に走ってしまったのでしょうか、、、
2009.2.13
チキン狙撃手ゆんゆんさんに、追加文章と画像をいただきました。
チキン狙撃手ゆんゆんさん、ありがとうございます。

今回は、テイクダウン機能はシュート&リコイル機能が搭載されている為
オミットされてます。

フロントのロックピンを外す構造になってます。
ロックピンを抜き、アッパーとロアをスライドさせるようにして外しますが、
この際にチャージングハンドルを一回引いてスライドさせて外します。
スライドさせて外すと、今までとは違う構造になっているのがよくわかります。
チャージングハンドルがメカボに乗っかる形になってます。
恰もフィールドストリッピングを行ったように並べてみました。
フレームの剛性も申し分なく、ガタなどは一切見受けられませんでした。
フレームの剛性の次にビックリしたのが、ノズルがやたら長くなっています。
新型チャンバーに対応させるためにこの長さになったのでしょうか。
SOPMODにから変更となった新型ホップチャンバです。
旧型よりも、クリック感の付いたドラム式調整になった為、HOP調整は容易です。

実射してみると、小気味良い振動が来て撃っていて楽しくなります。
さすがに今の寒い時期ですと、ニッケル水素ではかなり厳しいようです。
気になる初速ですが、SUS 0.2gで平均90.8m/sでした。
サイクルは、8.4Vノーマルですと11発/秒、9.6Vカスタムバッテリーで
14発/秒でございました。
こいつが、SOPMOD M4のリコイルを生む正体です

重さは250g程ありかなり重いです。

取り外しは、クレインストックを外しバッファーチューブ後部の蓋を外すと簡単に抜く事ができます。

実は、この錘を抜いても射撃は可能です。
シュート&リコイルエンジンを外した際に得られた効果は。
1:リコイルが無くなるものの、負荷が減りサイクルが上がる
※8.4Vノーマル使用時で11発/秒だったのが、14発/秒に。(但し個体にもよる)
2:250gの軽量化が容易に行える。
3:発射音が極端に低くなる。(今までのM4よりかは若干音がでかい)
4:負荷が減った為か、セミオート時のトリガーの切れがよくなる(但し個体にもよる)
という事がわかりました。

考え方によっては、ゲームなどの時は、錘を外し、
リコイルを楽しみたい時に着けるなんて事も可能でしょう。
価格:\57540(税込) 全長:803〜878mm
重量:3270g 装弾数:82発(多弾数マガジンで約420発)
作動方式:電動セミ/フル バッテリー:専用ダイレクトコネクトバッテリー
バレル長:364mm ホップ:可変ホップ
サイト:オープン(リアは上下左右、フロントは上下調整可能) 外部:M14P1逆ネジ、ピカティニー規格レール