コネクタをディーンズタイプコネクタに交換する

最近の電動ガンのコネクタはミニコネクターが主流となっていますが、
このミニコネクタは定格電流が10Aと低く、電動ガンのノーマルにおける
フルオートドライブ時の電流とほぼ同じ、または少し足りていない程度です。
また、オス側はそれほどでもないのですが、メス側端子は
使用しているうちに広がってきて接触不良を起こし、
最悪発熱してコネクタが溶ける事があります。
半年ほど8.4V 1100mAhのニッケル水素ミニバッテリーで遊んでいた
D-BOY KAC PDWのコネクタの画像です。

端子が広がってしまい、端子内側が接触不良による放電で
焦げてザラザラ&真っ黒になっているのが分かります。
大電流を消費するセミオート中心の運用ならば
スイッチのみならず、接触不良を起こしているコネクタの磨耗も早まります。
そこで、バッテリー(ついでに本体も)のコネクタを
RCで定評のあるディーンズタイプのコネクタに交換します。

ディーンズは別名2PコネクタやT型コネクタとも呼ばれていますが
基本的に端子の規格は同じです。
平べったい大きな金属端子が耐熱樹脂のハウジングに
埋め込まれているタイプのコネクタです。

オス側の端子には、密着用の板バネが付いており
常に端子同士を密着させるようになっていて、
繰り返し着脱しても磨耗はほとんど起こらず
ミニコネクタより遥かに磨耗や変形に優れていて、
それらによる放電が原因の端子劣化が起きにくくなっています。

また、ミニコネクタよりも小さいのに定格電流が50Aと
遥かに高いのも大きなポイントです。

ただし、コードのはんだ付けが必要となります。

それでは、バッテリーのコネクタ交換を例にとってみます。
基本的に本体側も同じ手順でOKです。
まずはバッテリーの端子をコネクタから外します。
専用のピン抜きを使うのが手っ取り早く確実です。
+(赤)から行います。

この時、絶対に両方一片に抜かないでください。
端子同士が触れればショートし、
火傷、火災の原因にもなり、バッテリーに大ダメージを与えます。

端子を外したら根元から切断し、被覆を3〜4mm程度剥がします。
被覆を剥がした部分をはんだでメッキしておきます。
はんだごてはコネクタ交換程度の作業ならば40Wで十分です。
銅線を暖め、はんだを流し込みます。
毛細管現象によって、はんだがスムーズに染みていけばOKです。

くれぐれも火傷に気をつけてください。
コードが冷めたら端子とコードを保護する
シュリンク(熱収縮チューブ)を8〜10mm程度の長さに切り
コードに通しておきます。
16Gのコードをディーンズタイプコネクタに取り付ける場合、
シュリンクは直径3〜4mmをチョイスします。

電気の+ラインは赤と決まっているので、
シュリンクも赤くしておくと+が分かりやすいです。

はんだごての熱で溶けないように、一旦奥まで通して引っ込めておきます。
次に、ディーンズタイプコネクタの+端子に予備はんだをつけます。
端子には向きがあり、刻印があるので注意してください。

ディーンズタイプコネクタは熱が伝わりやすく、
非常に熱くなるので火傷に注意します。
先ほどはんだメッキした線を予備はんだにくっつけ、
暖めて結合させます。
結合させ、十分冷えたらシュリンクを被せ、
ドライヤーやヒートガンで熱風を当て、収縮させます。
はんだごてで触って収縮させても良いのですが、
はんだカスや汚れが付きやすいので
私は温風器具で収縮させています。

必ず、片方ずつ端子を接続し、その都度シュリンクで絶縁します。
同じ手順で-側、そして本体にオスコネクタをつければ
コネクタの変換は完了です。

忘れずに充電器の変換コネクタも作っておきましょう。

バッテリーの着脱が激しく、ヘビーに使うユーザーにはお勧めです。