レポートナンバー : No.001
発生日 : 2011.7.22
事故内容 : ピストンクラッシュ
被害者 : A&K MASADA

チームメンバーの所有しているA&K MASADAの事故事例です。
ゲーム中、異音がした後にトリガーを引いてもギアが回るだけで撃てなくなったとの事でした。
他に、妙に初速が出ない(60m/s @ 0.2g)と言う症状も併発していました。

9.6V ニッスイバッテリーを使用してはいるものの、特にサイクルが早いと言うことも無く
ノーマル付近での使用です。
メカボを開けてみると、ピストンの後ろが割れていました。
後ろから3枚目までのラックギアが削れている事から
ピストンの前進速度不足によるピストンクラッシュです。
原因はピストンのOリングでした。

海外製電動ガンのいくつかには
最初からボアアップシリンダーが組み込まれている物もあり。
このA&K MASADAも例外ではありませんでした。

所有者の方が、ピストンやシリンダー類をマルイ純正または国産パーツに交換する際
OリングだけA&Kのボアアップ用を使用し、
シリンダーをSYSTEMA NBシリンダーにしたためOリングがオーバーサイズとなり
ピストンを押し込む際に過大な抵抗となり、
初速が出ない&前進速度不足によるギアクラッシュを招いてしまいました。

ピストンを交換し、Oリングを純正サイズに戻したことで快調に動作しています。

ピストンを組み込む際、シリンダーとのクリアランスチェックを行い
ピストンが自重で滑り落ちてくるか来ないか位が丁度いいバランスとなります。
手で強く押し込まないと動かない場合は、明らかにセッティングミスです。
給排気ヘッドを使用する場合、スカスカで丁度いい場合もあります。

クリアランスがきついとピストンの前進抵抗になるばかりでなく
シリンダーが発熱したり、最悪今回のようにピストンクラッシュを引き起こします。