モーターの軸の長さを調整する
2012.6.6

電動ガンにおいて、様々な軸の長さの物が用いられるようになってきましたが
性能の良いモーターで、欲しい軸の長さがあるとは限りません。

今回はミディアムサイズEG1000の製作を例に、
モーターの軸の長さを調整する方法を紹介します。
まずは、ピニオンリムーバーを使って
モーターからピニオンとタワーを外します。
次に、全長をチェックします。
モーターの全長はエンドベル端面から軸先端までの長さになります。

今回作りたい長さである、VFCモーターは78.25mmになります。
続いて、材料のEG1000を測ります。
こちらは88.07mmと、その差は9.82mmになります。

それでは、この差分を削っていきます。
差分は切断してしまいます。
まず、目標の長さから1〜2mmほど長い部分に印をつけます。
次に、モーター全体を隙間なくガムテープで覆います。

モーターに傷がつくのを防ぐと共に、削った切り粉が
モーターの磁力に吸い寄せられて内部に侵入するのを防ぐ為です。
次にバイスで固定し、切断の準備に入りますが
写真の様に掴むのは絶対NGです。

切断する時、軸の切断点と固定点が離れすぎていて
切断時、軸に大ダメージを与えると共にビビって(振動して)
最悪、サンダーの砥石を割って大惨事となる可能性があります。

また、この状態で強くバイスで締めるとモーター缶が歪み
最悪、マグネットが割れたり剥がれてしまいます。
軸を固定する時は、このように切断点近くの軸を直接、
金属ブロックを介して掴みます。
次に、サンダーに鉄鋼用切断砥石を取付けて切断します。

モーターの軸は熱処理されて硬度が高く、弓鋸では歯が立ちません。
こう言った熱処理されたピン類を切断するには
切断砥石を使うのが一番です。

サンダーを使う際は、必ず保護メガネをかけてください。
針状の切り粉や割れた砥石が目に入ると、冗談抜きで大変な事になります。
サンダーで切断後、寸法を確認しながら
グラインダーで軸の長さを微調整していきます。

軸の長さが短い場合、写真の様に削っても構いませんが
長い場合、前述したとおりビビる(振動する)ので
ペンチなどで削る面の近くを保持し、削ります。

その際はペンチが砥石に巻き込まれないように
細心の注意を払ってください。

この時も保護メガネをお忘れなく。

あまり長時間砥石に当てると、熱を持って鈍ってしまうので
少し削って水で冷やし、また削る、、、を繰り返して
なるべく熱を持たないようにするのがポイントです。
このように、長さを合わせます。
長さが決まったら、ピニオン類をはめ込んで完成です。
同じ方法で、ロングモーターからミディアム、ショートを作る事ができます。