WE-TECH G36用IDZストック修理

今回修理品は、WE-TECHが販売している各種G36用 IDZストックの修理です。

持ち主曰く、スライドのストップ機構が効かなくなったとの事でした。
レバー部分を分解してみると、先端のピンが折れていました。

ロック部分要のパーツで、一番力がかかる部分ですが
肉厚数mmの部分に、ピンが打ち込まれているだけでした。
困ったのがこの形状で、ストック外側と面一になる都合上
肉厚が全く確保できません。

かといって、フォルムを変えるのは×なので、
今回は形状に手を加えず、強化基部を作る方向で修理してみました。
まずは基部の元になるパーツを旋盤で作ります。
素材はアルミ(A6063)です。

まずはこのような形状に削り、、、
続いて、こんな形にフライスで加工します。
これを傾斜部分に埋め込む作戦です。
埋め込みにはGメタルを使用するので、
剥がれてこないようにアンカー部分を削って作ります。

接着面積が大きいので、母材を破断させない限り
剥がれてこないはずです。
食い付きをよくするために、ブラストで処理します。
ストック側は突起のあった部分を削り、
食い付きを良くするためにヤスリで荒らします。
脱脂した後、Gメタルを塗布して基部を埋め込み、
周りをしっかり固めます。
完全硬化後、ヤスリで成型して面一にすれば完成です。

ピンの基部が後ろ方向に広く、一体型なので
よほどの力をかけない限り、折れません。

また、接着面積とバックストップを大きくしてあるので
基部が剥がれてくることもないでしょう。

組み込み後、しっかり動作することを確認し、修理完了となりました。