VFC メタルフレームの補修

先日、一部破損したVFCのメタルフレームを譲ってもらい、
使用するために補修してみました。
破損箇所は後方フレームピン右側で、
前のオーナーがφ10mmほどのドリルで貫通穴を空け
その勢いでフレームが欠けてしまったと言うものです。

マルイ純正のフレームロックピンを使うため、
この穴を元の形状に戻すのと、
フレーム後部が折れないように内側に補強を入れます。
まずは補強材に使うアルミ板を切り出します。

メカボとフレームの間には意外と隙間があり、
1mmのアルミ板が余裕で収まるので
今回は1mm厚の板を補強板にしました。

フレームから飛び出さない程度の大きさに
ロックピンの通るφ6mmの穴を開けます。

穴が広がるとロックピンが抜けやすくなるので
良いドリルを使い、慎重に開けます。

表面にはオートウェルドの足付け用に溝を切り、
320番の紙ヤスリで荒らしています。
フレーム内側も荒らしておきます。
こんな感じに配置します。
位置決めには
マルイ純正のフレームロックピン(前)を使用します。
半月上の切り欠きがないとフレームと干渉し
ピンが斜めになってしまいます。
しっかり脱脂した後、オートウェルドを塗って
アルミ板を接着します。

ピンを通し、大体の芯を出しておきます。
この際、ピンには離型剤としてシリコンオイルを塗っておきます。
2〜3時間後、オートウェルドがやや硬化し
垂れない程度になったら余分な部分をふき取り
メカボを装着、トリガー上部のピンで固定したら
メカボのピン穴を使って後部ピンの芯出しを行います。
完全硬化後、こんな感じになっています。
裏側はこんな感じです。
足付けと脱脂をしっかりすればかなり強力に接着されます。
剥がそうとすると、アルミ板が破断します。
今度はフレームロックピンの差し込み具合を調整します。
ワッシャーなどでストッパーを作り、
ピンの差し込まれる量を調整します。
こちらにオートウェルドを盛り、、、
離型剤をたっぷり塗ったピンを差し込みます。
反対側のストッパーに当たるまで、しっかり差し込んでおきます。
完全硬化後、こんな感じになります。

フレームの欠けた部分には、
あとでもう一回オートウェルドを盛っています。
余分な部分を削り、面だしすれば補修完了です。
こんな感じで、ピンが装着できます。
ダミーピンなどを抜き取り、塗装します。
今回はタイホーコーザイの黒染めスプレーを使いました。
薄く3〜4回重ね塗りした後、焼付けを行いました。

刻印類は残念ながら消えてしまいましたが、
フレームはちゃんと補修でき、使えるようになりました。