TAG ART KNIGHT'S STONER LMG 組み立て

TAG ARTがリリースしたSTONER LMGの組み立て作業です。  
箱を開けると、各部に分割された状態で入っています。
簡単な説明書とそれらがファイルとして入ったCDが同梱されています。

写真には写っていませんが、予備のトリガーやスイッチ、ノズル等が
入った袋もあるので、なくさないように注意してください。
まずはレシーバーを上下に分割します。
レシーバーのロック解除レバーを押し、
メカボが装着されているロアレシーバーを取り出します。
メカボをロアレシーバーから外す為には、
2本のピンを抜かなくてはなりません。
ピンポンチなどで抜き取ります。

次に、セイフティをOFF状態にし、トリガーを引きながら
メカボックスを上に引き抜きます。
これが専用メカボックスです。
総削り出しの完全専用設計となっています。

押さえネジが11本と多く、外すのに苦労します。
メカボ後部の押さえピンを抜くと、
スプリングガイドを抜くことが出来ます。

スプリング交換の利便性や、分解時に重宝する機能です。
分解するとこんな感じになっています。
トリガーはマイクロスイッチを押すだけのシンプル構造です。

このマイクロスイッチ、定格容量がたった0.5Aしかなく
高電圧バッテリーを使ったり、指きりバーストを連続で行うと
ほぼ確実に接点が溶着し、フルオートが止まらなくなります。

何故か予備についてくるスイッチは定格3Aなのですが
それでも電動ガンの配線に流れる電流値
(ノーマルのフルオート時で約10A)には対応しきれません。

FET化する場合はこのままでも問題ありませんが、
FETを使用しない場合は大容量のスイッチに交換する必要があります。

ネジ穴を開け直し、はんだ付けの必要がありますが、
OMRONのマイクロスイッチ V15シリーズ(定格15A)が使用できます。
詳細は、今後カスタム記事でアップしようと思います。
ノズルは付属のアルミ製ノズルを使用します。
タペットプレートはM4用(A2シリーズ共用)を使用します。

ノズルがアルミ、ヘッドパイプが真鍮と軽金属同士の
高速摺動部分なので、グリスは多めにつけてください。
ギア、軸受けを組み付けます。
軸受け穴の精度もしっかり出ていて、取り付けは
マルイのノーマルメカボと同じ感覚で行けます。
グリスは純正高粘度を使用しています。

シムも軽く調整しておけばOKです。
ギアの側面同士が擦らないようにし、ガタツキを取ればOKです。
ギアの歯はなるべく広い面積で噛み合うようにした方が
力の伝達ロスが少なく、偏磨耗を防げます。
ピストンアセンブリを組み付けます。
全て純正部品を使用しています。

ピストンレール、タペットレール部分には
純正シリコングリスを塗布しておきます。
タペットスプリングはイモネジに引っ掛けます。
メカボを閉じ、ネジを締めます。

ネジの本数が多く、対角締めをすると
訳が分からなくなってくるのはご愛嬌です(笑)
最後にスプリングガイドを押し込み、ピンを入れます。
これでメカボの組み立ては完了です。
逆の手順で、ロアレシーバーに組み付けます。
グリップを取り付けるのですが、
メカボのグリップ取り付け部分の寸法がおかしく、
取り付け部分底面とグリップの間に結構隙間が開きます。

このままネジを強く締め付けるとグリップが割れてしまうので、
軽く締まる程度で止めておきます。
この部分の改善も、後にカスタムでやっていこうと思います。
これでロアレシーバーアセンブリは組み立て完了です。
次に、チャンバーを組み立てます。
まずは基部のネジを緩め、チャンバーを抜き取ります。
こんな感じで、スプリングのテンションがかかっています。
チャンバーは本体、バレルカラー、調整ダイヤル、レバーSP、
押さえOリングで構成されています。

レバーSPは小さいのでなくさないように注意してください。
バレル、パッキンもM4A1純正(バレル長363mm)を使用します。
チャンバーに組み付ける時、パッキン外側に
薄くグリスを塗ると組み付けしやすいです。
バレルカラーでバレルをロックします。

このバレルカラーまで削り出しで作られていて、
勘合精度はかなり高い物になっています。
(バレル回転軸のガタは構造上どうしようも無いですが、、、)
レバーSPを所定の位置に入れ、純正のホップクッションを入れます。
パーツが細かいので、なくさないように注意が必要です。

クッションゴムとレバーの触れ合う面に
薄くグリスを塗っておくと、クッションゴムがレバーにくっつき
作業しやすくなります。
レバーを閉じたら、調整ダイヤル→押さえOリングと組み込みます。
逆の手順でアウターバレルに組み込んだら完成です。

アウターバレル内径とインナーバレル外径に結構隙間があり、
中でバレルがカタカタするので、気になる場合は
バレルがスムーズに前後する程度、クリアランスを残して
シールテープやアルミテープでガタを取ります。
完成したバレルアセンブリです。
付属のコネクタを、ハンドガードの穴から
外部バッテリーを装着するレール側へ出しておきます。

ガスチューブ内にスティックバッテリーが入るという事ですが
非常にきつく、入ったが最後、抜き取るときにバラバラになりそうです(汗)

シュリンクを剥がせば入らないことは無いのですが、
絶縁やバッテリーの強度に問題が出るのでお勧めできません。
このように、ガスチューブ内に配線を通します。

頑張ってマガジン側に配線を出し、マガジン内に
ラージバッテリーを収納することも可能です。
配線を挟まないように、ロアレシーバーを組み込みます。
先にロアレシーバー側と本体側のコネクタを結合し、
ガスチューブ内に引っ込めておきます。
最後にロアレシーバーを所定の位置まで前進させ、
ロックがかかれば組み込み完了です。
次にバレルをハンドガード前方から差し込みます。
最後まで差し込むと、ロックがかかる感触があります。
チャンバー後部がメカボックス先端とピッタリ合っている事を
確認すれば、バレル組み込みは完了です。
後はストックを組み込めば、本体の完成です。
メカボ内部パーツの組み込みだけなので、
電動ガンの分解調整スキルがあれば
30分位で組み立ては完了します。

完成バージョンのインプレはこちらへ。