APS-2 SVのチャンバー流用

SR-2をホップ仕様にしたい、でも、LRVのパーツを買ったり
高い社外パーツを購入するのが面倒、と言う人にお勧めなのが
APS-2 SVのチャンバー流用です。

SVのチャンバーはオークションなどでよく出品されるため
入手性がよく、また安価です。
ショップチューンした時、余りパーツとして売られている事もあります。

今回はそのSVチャンバーを流用して、SR-2をホップ仕様にしてみたいと思います。
使用するのはSVチャンバーとフォートレス製鏡面バレルです。
バレル長はSV純正と同じため、バレルはSV純正でもOKです。
SVチャンバーをSR-2のバレルに入れてみると、、、
なんとピッタリです。

削った盛ったしなくても、そのまま組めてしまいます。
固定位置を基準としたチャンバー寸法の違いです。

SR-2のチャンバーに比べて、SVチャンバーは
給弾口が全体的に前に寄っています。

また、分かりにくいのですが、給弾口の深さもSR-2の方が深いです。
↑の状態で、バレル長を比較した画像です。

SVチャンバーの方が2mmほど短いですが、
マズルキャップにかかる為問題ありません。
SVチャンバーを固定してみると、
写真の様にチャンバー後部が突っかかって、マガジンが入りません。
そこで、ちょっと加工します。
チャンバー後部を削り取ります。
ピラニアソーなど、小型で切れ味の良いのこぎりを使うと楽です。
側面に切込みを入れて、後はペンチでポキッと折って、
ヤスリで仕上げて完了です。

強引にへし折ろうとすると、チャンバーが歪んで
アウターに入らなくなるので注意が必要です。
このままでもマガジンが入り、撃ててしまいますが
マガジンとチャンバーの間に隙間が開いて、給弾不良が頻発します。

そこで、エポキシパテを使って隙間埋めを行います。

まずは少量、細長くしたものを用意します。

*注意*
手早い作業が必要になりますので、硬化時間は遅めの物を使いましょう。
管理人は5分硬化を使って、後悔しましたorz
こんな感じで、両サイドに盛ります。
ノズルにシリコンオイルをたっぷり吹いて離型剤とし、
チャンバーに突っ込んで、ノズルの通り道を確保します。
こんな感じになります。
はみ出したパテはカットしておきましょう。
次に、手早くアウターに組み込みます。
そして一気にハンドガードまで組み付け、シリンダーを組み込み、
パテが固まらないうちにマガジンをぎゅ〜っと押し付け、
マガジンの型をつけてしまいます。

このとき、マガジンは完全に奥まで押し込まなくてもいいですが、
押し込んだほうが後の作業は楽なので、
チャンバーに盛り付けるパテの量を加減するといいでしょう。
ちなみに、ここまでの画像のパテ盛り量はやや多めでした。
こんな感じでマガジンの型が付きます。
ここまでやったら、ひとまず硬化するまで待ちます。
次に、再びシリコンオイルを吹いたノズルを組み込み、
盛り付けたパテの間に、さらにパテを盛って段差をなくします。
再びマガジンをぎゅ〜っと押し付けます。

先ほどつけた型がガイドの役割を果たすので、
今回はアウターバレルに組み込む必要はありません。
こんな感じになります。
ノズル部分にはみ出したパテは、細いマイナスドライバーなどで除去し、
滑らかな面になるように形を調整します。
こんな感じになります。
固定ネジにはみ出した部分を除去しておきます。
ノズル挿入口の下部分、マガジンから弾が転がり込む部分に
少しテーパーをつけてやると、スムーズに弾が流れます。
こんな感じです。
このままではマガジンが奥まで入らず、マガジンロックがかからないので
写真の様に、給弾口付近に盛ったパテ以外を除去します。

これでとりあえずマガジンは組み込めますが、
かなりきつくロックがかかるので、
マガジンリップの先端を少し削ったり、
バレルホルダーとハンドガードの間にM5ワッシャーを1枚噛ませて
隙間を空けてやると、マガジンがしっかり固定できます。
最後はバレルの組み込みです。

今までの作業も、バレルを組み込まないと
アウターバレルに挿入できなかったりするのですが、
荒く取り扱うため、パッキン類は最後に組み込みましょう。

今回はなつかしの「くらげ」を組み込みました。
色は黒で、硬度は4種類中2番目に柔らかい物です。
0.25gで伸び弾道、0.28gで少し落ち気味な感じになります。
マズルキャップにバレルを入れてみると、
奥まで差し込んでタイトに保持されるのが分かります。

SVチャンバーと純正長バレルを使用した場合、
SR-2よりも2mmほど短くなるため、
マズルキャップのガタガタ部分までしか入りません。
そこで、バレルにアルミテープを巻いてクリアランス調整します。

この組み合わせでは、0.05mmのアルミテープ1巻きでジャストでした。

これで、移植は完了です。
試射して、給弾不良が無いことを確認すればOKです。