ELEMENT AIRSOFT EO-Tech 553 Replica

ELEMENT AIRSOFTがリリースしているEO-Tech 553のレプリカです。
ELEMENT AIRSOFTは数あるレプリカホロサイトの製造元に近いらしく、
(製造元という表記もありましたが、真偽は定かではありませんでした)
概観、光学性能共になかなかの物をリリースしています。
553はスルーレバータイプで、551、552に比べて少しマウント位置が高く、
マグニファイアーとの併用がしやすくなっています。

実物はバッテリーにCR123Aを使用するため、
全長も552と551の中間くらいになっています。

ELEMENT製の物も、それらの特徴をよく再現しています。
本体、フード、マウントと大きく3つのパーツで構成されています。

刻印は FOR LAW ENFORCEMENT / MILITARY USE のみで、
CAUTIONシールは最初から貼ってあります。
EO-Techロゴはありませんでした。
スルーレバーはしっかりとしたスチール製で、
ブラスト処理されています。

さすがにA.R.M.S.ロゴは入っていません(^^;
ボタン配置はいつも通りです。
↑ボタンでON、↑↓同時押しでOFF、それぞれの矢印で輝度調整、
NVボタンはレティクルの赤、緑変更です。

輝度は5段階と、他社の物に比べると少なめです。
ロットによっては、オートモードを搭載したものもあるようです。
フードのダイヤル穴も、丸型を再現しています。

ノブにクリック感は無く、スルスル回ります。
マウントは塗料にドブ漬けしたような仕上がりです。
HurricanEの様に、裏に刻印などは入っていませんでした。

マウントは何の規格に合わせて作ったんだ?と言うような
滅茶苦茶な物で、稼動する爪の長さが全然足りておらず、
固定してもガバガバです。

マルイ、マルゼン、タナカ、ピカティニー、ありとあらゆる規格に
装着「不可」でした(汗)
バッテリーケースはプラ製です。
本物はCR123Aを2本使用しますが、これは単四電池を2本使用します。

防水加工はまったく施されていません。
レンズは恒例のUVカットコーティングですが、
HurricanEやG&P、UFCの物に比べ、格段に反射が少なくなっています。
接眼側もこんな感じです。
最低輝度で赤ドットを点灯させてみた画像です。
確かに映り込みはありますが、従来のパチホロサイトと比べると、かなり軽減されています。
レティクルも鮮明ですが、内部で乱反射を起こして、レンズ右側に謎の赤い光が見えます。
最高輝度で点灯させてみました。
レティクルが少し分裂を起こし、右側の赤い光も強くなりました。
緑を最低輝度で点灯させた画像です。
こちらは右側の反射が出ませんでした。
こちらは緑の最高輝度です。
分裂こそしていませんが、反射が出てしまいました。

レティクルも本物通りの規格かは分かりませんが、形はしっかりしています。

マウント部分にかなりの問題を抱えていますが、光学性能は十分使えるレベルになっています。
価格も控えめで、ユーザーにとっては嬉しい選択肢となりました。

しかし、重大な問題も抱えていました。
それは、エレベーションの調整量が少ない&レティクル位置が下過ぎる、と言う事です。
そのままでは、殆どの機種で弾道が遥か上に行ってしまい、使えません。
これは改良記事で対策手段を施してみました。
価格:実売\10000〜\15000 レンズ径:32mm×23.5mmの長方形(四隅R面取り)
全長:約131mm 重量:318g
輝度:5段階調整可能(色を赤と緑に変更可能) コーティング:UVカットコーティング
ドット移動量:不明 マウント:スルーレバー式マウント(対応機種不明)
ドットタイプ:ドット+サークル(1MOA+65MOAかは不明) バッテリー:単四電池2本使用