HurricanE 551 HOLO SIGHT レプリカ

ATF先任隊員さんに取材させていただきました。
ATF先任隊員さん、ありがとうございました。

台湾にあるパーツメーカー、HurricanEから発売されている
EO TECH HOLO SIGHT 556のレプリカです。

556のレプリカもHurricanEがいち早くリリースしました。
この556には、レンズカバーも付属してきます。
556の特徴は、マグニファイアーとの併用を考慮し、
スイッチ類が左側面に移動したことです。
スイッチ類の動作は、従来の物と同様です。

輝度はマニュアルによる20段階調整に加え、
オートによる無段階調整機能も付きました。

2時間でオートシャットダウンが働きます。
取り付けは左側面のスクリューで行います。
調整幅も広く、一般的なレールなら装着可能です。

マウントも551、552に比べるとマグニファイアーとの併用を考慮し
高めの物になっています。
右側面には、エレベーション、ウィンデージダイヤルがあります。
クリック感は無く、スルスル回るだけです。
従来、スイッチ類があった後方部分は蓋がされています。
本物はここにEO-TECHロゴが入っているのですが、
HurricanEのレプリカは何も入っていません。
前から見ると、サイドスイッチの分だけ
フードが出っ張っているのが分かります。
レンズには、恒例のUVカットコートが施されています。
しかし、初期型のものと比べると反射の度合いが少なくなっています。
バッテリーは単4電池を2本使用します。
蓋の接点部分には、防水用のゴムパッキンも入っていました。
マウント部分には、色々刻印が入っています。

これはレーザー製品ではありません。
エアソフトガンにのみ使ってください。

等、書かれています。
発光モジュールはいつも通り、対物レンズ下にあります。
従来と同様、接眼レンズに一回反射させ、
それを対物レンズに投影する反射投影方式を採用しています。
写真でも分かる通り、接眼レンズにドットが映りこんでいます。
この556レプリカにはオート輝度調整が付いています。
レンズアセンブリ下には、オート用のセンサーが設置されています。
ELEMENT製553(奥)との比較です。
質感は断然HurricanEの方が上です。
裏側を比較。
バッテリーカバーに互換性があるかと思いきや、
ロックレバーの設置位置が異なっていたので
装着は不可能でした。
タンデムホロサイト(笑)
レンズには相変わらずUVカットコートが施されていますが、
接眼側の映り込みは初期の551レプリカに比べ、格段に抑えられています。
普通に使用する分には、問題ないと思います。
最低輝度で赤レティクルを表示させました。
レティクルは十分鮮明で、見やすいです。
最高輝度で赤レティクルを表示させました。
反射投影式の欠点で、輝度を上げると乱反射を起こし、レティクルが分裂してしまいます。
明るい場所で見れば、輝度の低い分裂レティクルは消えます。
緑レティクルを最低輝度で表示させました。
こちらも赤同様、鮮明で見やすいです。
緑レティクルを最高輝度で表示させました。
見事に分裂してしまっています。

今まで散々、レンズが反射して使いづらいと言う意見が出ましたが、
最近のレプリカホロサイトでは、かなり改善が進んできました。
現段階でも十分実用レベルですが、さらに改良を進めてもらいたいです。
価格:\24990(税込み) レンズ径:32mm×23.5mmの長方形(四隅R面取り)
全長:130mm(実物データ) 重量:372g(実物データ)
輝度:20段階調整可能(色を赤と緑に変更可能)、オートモード コーティング:UVカットコーティング
ドット移動量:不明 マウント:ピカティニーレール対応一体型マウント
ドットタイプ:ドット+サークル(1MOA+65MOAかは不明) バッテリー:単4電池2本使用