HAKKO CR-41650

HAKKO未発売のモデルで、シリーズ名のCRはHAKKO側ではなく
シカゴレジメンタルス側で命名された物です。

細かい部分に違いはありますが、チューブ径や大まかな形状など
恐らくはMPZシリーズベースに少数生産されたモデルと思われますが…
サンシェードは標準で付属しており、日差しが強い日でも
逆光から視界を遮られるのを防ぐ事が出来ます。
エレクターチューブのバネにはコイルスプリングが採用されており
30mmボディも相まって、MPZシリーズと非常に良く酷似しています。
視度調節はスピードフォーカス式となっており、射撃中でも
姿勢を崩すことなく容易にピント合わせが可能になっています。

本来ならば可動範囲も調べたい所でしたが、ゲーム中の取材だったため
倍率以外の調節ダイヤル調査はノータッチとしました。
ノブはエレベーション、ウィンテージとも指で回せるよう摘みがありますが
MPZシリーズとは形状が違い、キャップで封印出来るようになっています。

クリック数は両方とも一周60クリックで、移動量に関しては不明ですが
エレベーションはBDCノブとなっており、こちらは過去に石岡さんがレポートされた
同じくHAKKO製MP-4210とは違い、規定のカートリッジ専用ではなくゼロイン後
距離に応じて刻まれた数値までダイヤルを動かし着弾を修正する物です。
  
サイドフォーカスの表記は50m〜∞と記されていますが、実際には
更に手前まで回す事が出来、最低倍率の4倍時であれば
25m付近でフォーカス調整が可能になっています。
レンズのコーティングは対物、接眼共にグリーン系の物が使用されています。
一瞬マルチコートかと思いましたが、よく見るとクラレット?のような
赤系のコーティングも確認出来ましたが、屋外での撮影だったため
詳細なコーティングについては不明です。
最低倍率である4倍時の視界です。
像は非常に鮮明で、理論上10mmを超える瞳径でありながら明るさは
目への負担が少ないように抑えられており、この辺の設計思想は
TASCO系とHAKKO系のスコープを比較する上で明確な違いといえます。

最初は焦点距離の関係でぼやけてるのかと思いましたが、視界の縁に
ケラレがあるのは少々残念に思いました。
この辺はやはり、リューポルド以上のハイエンドクラスにならないと
望む事が出来ないのでしょうか…
今度は最大倍率の16倍で覗いた状態です。
倍率を上げても視界は変わらず… と言う事はなく、若干白んでしまいます。
その他には像の縁が紫っぽく写ったり、フレアも発生しています。

尚、レティクルが消えてしまっていますが、これは撮影者のミスで
実際にはクッキリとレティクルを確認出来ます(汗
価格:不明(シカゴレジメンタルスでは\15,000)
全長:376mm
重量:690g
チューブ径:30mm
倍率:4〜16倍
フォーカス機能:サイドフォーカス&スピードフォーカス
ノブ:フィンガークリック式BDCノブ 移動量は両方とも不明
レティクル:デュプレックス
対物レンズ径:50mm
対物側チューブ径:不明
接眼レンズ径:不明
接眼側チューブ径:不明
アイリリーフ:不明
瞳径(理論値):12.5mm(4倍時) 3.1mm(16倍時)
内部処理:4倍時は反射無し。16倍時は全反射
対物側レンズコーティング:グリーン系コーティング
接眼側コーティング:グリーン系コーティング