HAKKO BA-3104 Mark X

ストラトキャスターさんより、インプレ用にお借りしました。
ストラトキャスターさん、ありがとうございました。

旧HAKKOが製造したスコープで、試作品なのか
「X」のナンバーを冠したスコープです。

通常のスコープとは違い、ファーストフォーカル、セカンドフォーカル両方に
レティクルを持つと言う、奇抜なスコープです。
まずはディティールから。

ノブはエレベーション、ウインデージがそれぞれ2個ずつの計4つで、
大きい方がセカンドフォーカル調整用、
小さいほうがファーストフォーカル調整用のノブです。
ファーストフォーカルのエレベーションノブには、
数字の書かれたリング状のパーツがたくさんついています。
これの使い方は後述します。
ファーストフォーカル調整用のノブは小さく、ドライバーが必要です。
ボディは複雑なメカを収めたせいか、少し長くなっています。

下部にはスウェーデンとアメリカでパテントを取得したことが書かれています。
フロントフォーカスでフォーカス調整を行います。
最小倍率、10mでパララックスフリーとなりました。
射手側から見ると、セカンドフォーカルのエレベーションノブ部に
窓のような格子がついています。
ここに、インパクト調整した数字を収めるようにセットすると
レティクルがインパクトポイントを示すと言う変わったメカニズムです。

もちろんインパクト調整をして、数字の書いているリングを
自分で回して、位置を決めておく必要があります。
倍率は3〜10倍で、イルミネーション付です。
電池は一般的なCR2032が1枚です。
レティクルはセカンドフォーカルのみ光ります。
対物側のコーティングです。
緑系のマルチコートがかかっています。
接眼側のコーティングです。
こちらも緑系マルチコートです。
3倍で覗いてみた画像です。
なにやら、ホーラスビジョンのスコープのように、奇怪な数字と目盛りが見えます。
10倍で覗いた画像です。このように、太い横棒がセカンドフォーカルで、
目盛りがファーストフォーカルとなっている為、倍率を高くすると、像と数字のレティクルのみが大きくなります。
イルミネーションを起動させると、こんな感じに光ります。
このスコープ最大の特徴は、セカンドフォーカルのレティクル(赤で光っている部分)がスコープ内で縦横無尽に動けることです。
各距離でのインパクトポイントを割り出して、セカンドのウインデージノブの目盛りを決めておき、
ファーストフォーカルの目盛りレティクルでレンジングを行い、ダイヤルを合わせ、撃ち込むと言う
1本でレンジファインダーとライフルスコープ両方の機能を有していると言う物なのですが、、、
ファーストフォーカルとセカンドフォーカルのレティクル移動の水平、垂直軸が一致しておらず、レティクルを動かすと
若干斜めに動いてしまうと言う、ちょっとアイディア倒れ賞なスコープでした。

透過率はレティクルが2箇所、しかもガラスサンドイッチと言うこともあり、あまり良くありませんでした。
R:86.2%
G:88.2%
B:74.1%
透過率:86.0%
価格:不明
全長:不明
重量:不明
チューブ径:25.4mm(1インチ)
倍率:3〜10倍
フォーカス機能:フロントフォーカス & スピードフォーカス
ノブ:セカンドフォーカルレティクルはフィンガークリック & BDC ファーストフォーカルはドライバーで調整
レティクル:横一文字デュプレックス & 目盛り
対物レンズ径:不明
対物側チューブ径:不明
接眼レンズ径:不明
接眼側チューブ径:不明
アイリリーフ:不明
瞳径(理論値):13.3mm(4倍時) 4mm(10倍時)
内部処理:不明
対物側レンズコーティング:グリーン系コーティング
接眼側コーティング:グリーン系コーティング