TASCO SS10×42M

HalQさんに取材させていただきました。HalQさん、ありがとうございました。
マウントは付属しません。

TASCOが10年以上前に製作したスコープで、
当時アメリカ軍に納入したことで話題となりました。

SSはSuper Sniperの略で、Mil-Spec準拠で製作され、
当時.50BMGのライフルに乗せてガンガン撃ち、その耐久性をアピールしていました。
ノブは大型のターレットを採用しており、操作性は良好です。
クリックは重めで、クリック感はあまりありません。

エレベーション、ウインデージ共に120MOAと言う大きな移動量を誇り、
大口径遠距離射撃にも対応しています。
ちなみに1クリック1/4MOAです。
接眼部分にフルートが入っているのも特徴のひとつです。
視度調整機能があります。
表面はブラストをかけられたようなフィニッシュになっています。
表面処理が違うモデルも確認されており、マイナーチェンジは多岐に渡ると
推測されます。

チューブ上面には、MADE IN JAPANのステッカーが貼られています。
サイドフォーカスの範囲が非常に広く、
10倍という高倍率なのに、10mから調整可能となっています。
エレクター保持部下面には、SS10×42Mの刻印が入っています。
ここにシリアルナンバーがある個体とそうでない個体とがあります。

ボディは1ピース仕様です。
接眼ベルにも、ガスポートがあります。
対物側のコーティングです。
緑系のマルチコーティングになっています。
接眼側のコーティングです。
緑系に、薄い紫のコーティングが入っています。
夕暮れ時、約30m先を覗いてみた画像です。
像は非常に鮮明で、現用でも十二分に通用するスペックを誇っています。
当時、安物スコープメーカとして認識されていたTASCOが、LEUPOLDと同等のスコープを作ったと評判となり、
日本に逆輸入されたときに、非常に高値がついていました。

初期の製品は完全防水、完全Mil-Specモデルでしたが、今回レポートさせてもらった個体は、
かなり後期の民生品であると推測されます。

ちなみに、アメリカ本土では$400以下で購入できます(汗)
価格:\134400(税込)
全長:353mm
重量:628g
チューブ径:30mm
倍率:10倍
フォーカス機能:サイドフォーカス、視度調整
ノブ:1クリック1/4MOA
レティクル:ミルドット
対物レンズ径:42mm
対物側チューブ径:50mm
接眼レンズ径:????
接眼側チューブ径:????
アイリリーフ:最低約100mm
瞳径:4.2mm
Field of view @ 100ヤード:13フィート
内部処理:--
対物側レンズコーティング:緑系コーティング
接眼側コーティング:緑系コーティング+薄い紫系コーティング