DIY TWS2号機
2013.11.9

今年初め頃、キャデラックのサーマルユニットを流用した
TWSを製作しましたが、その後新しいサーマルユニットが手に入ったので
新型のTWSを設計製作していました。

前回は、ELCANマウントを使用したウェポンサイト方式でしたが
今回は光学サイト(ドットサイト)と併用するCOTI(Clip On Thermal Imager)として
ハウジングを設計しました。

残念ながらモニタ周りの光学系の都合上、
倍率のある光学機器との併用はできません。

ハウジングはレールにマウントするよう設計しましたが、
各部をモジュール化してあるので、マウント部分を
ELCAN対応型に交換すると単体運用のウェポンサイトとして使う事もできます。
今回使用したのは、三菱のサーマルイメージャー IR-SC1です。
今年中頃、中古のユニットを入手しました。

上下左右幅はキャデラックサーマルと比べて小型ですが、
全長があるため、レンズとモニタをオフセットした方式で設計しています。

ユニットスペックは

解像度 : 320×240
フレームレート : 30Hz
検出波長 : 8〜12μm
検出素子 : 非冷却型とだけ記載あり
レンズ : 標準25mm f0.8

メーカーHP
ハウジングにモニタを納めていきます。
どうせ大型化するならばと、搭載出来るギリギリの
大きさのモニタを使っています。

しかし、モニタの採寸をミスってしまい
急遽、本体ハウジングの設計見直しと
高さが変更になった分、スペーサーを噛ませる羽目に、、、

何とか無事、3.5"の大型モニタを内蔵出来ました。
ビューファインダーとの組み合わせで、かなり大きな画面となっています。
重量はバッテリー込みで1762gと、前回のTWSより
若干重くなっています。
でかい!

EOTECHの551とタンデムさせると、こんな感じになります。
ギリギリ9"ハンドガードのトップレールに収まります。

小型のユニットが欲しいですね(笑)
若干荒いですが、タンデムしてサイティングした画像です。
ほぼ、551の視界いっぱいにモニタが広がっています。

日中の屋外で使用したところ、
逆光ポジションでは何も見えなくなってしまったので
フード類を作らなくてはならなくなりました(笑)
簡単に塗装し、レンズガードを装着した画像です。
横にあるのは、大きさ比較用のTM G17用マガジンです。
正面から
接眼レンズ側です。
スイッチ類は上面に設置しました。

左上の大きなボタンが電源スイッチで、
右下の4個のボタンがモニタの電源ON-OFFと
コントラストや明るさ変更などのメニューボタンです。
ハウジングの継ぎ目に、防水対策のシーリング材を塗っています。
フロントのつまみネジを外すとドアが開き
バッテリーを収納出来ます。

また、今回は外部出力端子があり
レコーダーを接続して動画や静止画を撮影することができます。

バッテリーは、缶セル型のリポバッテリーで
11.1V 3000mAhの物を使用します。

このサーマル最大の欠点がユニットの消費電力で
モニタと合わせると、常時900mAも食っています。

元々が据え付け監視用のユニットなので
電源事情は度外視されているのかもしれませんが、
長時間運用するならば予備バッテリーも持ちたいところです。
外部レコーダーで撮影した動画です。

キャデラックサーマルユニットに比べ、
映像のコントラストが鮮明になり、今まで分かりにくかった
背景までしっかり描画されるようになっています。

この動画では分かりにくいのですが、
このユニットにはオートゲイン機能があり
周囲の温度レベルによって、描画範囲を自動で変えてくれます。

ユニット自体の性能は飛躍的に向上しましたが、
まだちょっと運用に難がある感じです。

今後、使いながら少しずつマイナーチェンジを加えていこうと思います。