ONBOARD CAMERA "CONTOUR HD" アメリカ CONTOUR社(http://contour.com/)から販売されている オンボードアクションカメラ "CONTOUR HD"です。 アクションカメラとは、スキー、マウンテンバイク、サーフィンなどのスポーツや バイク、レースなどのモータースポーツで、競技者自身または乗っている物に取り付け 臨場感あふれる場面を撮影することを目的とした小型カメラの総称です。 このCONTOUR HDも例に漏れず、様々なアタッチメントを使用して 平らな面からゴーグル、果ては銃器のレールにまで装着できます。 日本の総輸入元は株式会社美貴本(http://www.contour.jp/index.html)で、 私はオンボードカメラ専門店のコムコム(http://www.1comcom.com/)から 購入しました。大体¥25000前後です。 こちらのお店は対応も早く、最初電源スイッチに不具合(ひっかかり)があった時も すぐに対応してくれました。 |
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内容物は ・カメラ本体 ・日本語説明書と保証書(保障期間1年) ・USBケーブル ・バッテリー1個 ・マイクロSDカード(同梱は2GB、最大16GBまで使用可能) ・フラットサーフェイスマウント ・フラットサーフェイスマウントの替えシール ・ゴーグルストラップマウント になります。 日本語説明書はコムコムで購入した場合に付属するようです。 |
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こちらがカメラ本体です。 アルミとFRPで出来ており、頑丈な割りに重量はたった123gしかありません。 |
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レンズを正面から捕らえた画像です。 レンズは中央の小さい部分のみで、左右の小さい丸部分は カメラの向いている向きと角度を表すレーザーサイト(笑)です。 これらはポリカーボネイトのプロテクターでガードされています。 レンズは左右90度ずつ傾けられ、取り付け状態に応じて水平を調整できます。 視野角は135°と広角ですが、やや像に歪みが出る感じです。 ちなみにこのレーザーは、日本仕様ではファームウェア上で使用できないようになっています。 しかし、アメリカCONTOURのサイトからVer.1.17のファームウェアをダウンロードして インストールすれば、レーザーサイトをライブにすることが出来ます。 美貴本のサイト(CONTOUR JP)には日本仕様のVer.1.18があるので、 日本仕様に戻すことも出来ます。 ただし、これらを行うと保証を受けられなくなる可能性大なので 自己責任となります。 また、レーザーサイトの取り扱いには十分注意してください。 |
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レンズガードは下のネジを外し、反時計回りに回すと取れます。 レンズガードのポリカーボネイト板はスペアも販売されており 傷がついても交換可能です。 そのスペアには、カメラ用の37mmフィルタが使用できるアダプタも付属します。 |
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上面のシボ加工が施された部分が録画のスイッチになっています。 | |
前にスライドさせ、カチッとなるまで押し込むと「ピーッ」となって録画を開始します。 再び元の位置に戻すと、録画時間にもよりますが少ししてから「ピーッ」となって 録画ストップとなります。 |
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背面の蓋を開けると、内部にアクセスできます。 バッテリーとメモリーカードを入れる部分とUSBコネクタ、 充電やバッテリー、メモリーカードの残量を示すインジケーターLED、 録画モード切替スイッチなどがあります。 |
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バッテリーとメモリーカードはこのように差し込みます。 バッテリーは奥まで差し込んで、赤いバーを回して固定します。 リチウムイオンバッテリーで、4時間充電してフルHDモードで2〜3時間録画できます。 録画モードは ・1920×1080 FULL HD(1080p) 30fps (15分/1GB) ・1280×960 TALL HD(960p) 30fps (15分/1GB) ・1280×720 ACTION HD(720p) 60fps (15分/1GB) ・1280×720 ORIGINAL HD(720p) 30fps (30分/1GB) ・848×480 FAST SD(WVGA) 60fps (60分/1GB) から選択することが出来ます。 画質モードはPCに接続し、付属ソフト上で2種類を選択して 本体切り替えスイッチにて選択できます。 その際、クオリティーやマイク感度、ライティングなどもソフト上で設定できます。 ちなみにコーデックはh.264(音声はAAC)で、MP4ファイルとして保存されます。 |
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CONTOUR HDは側面に設置してあるTスロット×2本を使用した 「TRail」システムで、各種マウントを装着できるようになっています。 こちらはフラットサーフェイスマウントやゴーグルストラップマウントに 装着する為のアダプターです。 |
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このように、レールの一番奥まで差し込むとロックされます。 意外とガタは無く、しっかり固定されています。 |
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こちらがフラットサーフェイスマウントに装着した画像です。 車のダッシュボード上など、平らな面に両面テープで固定するタイプのマウントです。 角度を細かく設定できるようになっています。 この場合、レンズを90°傾けないと像が横倒しになってしまいます。 |
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こちらがゴーグルストラップマウントです。 幅38mmのストラップに対応しています、、、が、 マルイのプロゴーグルのストラップは厚さが中途半端で 折り返した2枚を挟み込むと、物凄くきつくなってしまいます。 |
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このように装着しますが、プロゴーグルでは カメラが外を向きすぎて何を撮っているのか分からない状態になってしまいます(汗) |
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こちらは別売りのピカティニーレールマウントです。 TRailに装着して使用します。 |
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こんな感じで、前後2本の爪でロックされますが そのままではガタが大きく、カメラが揺れてしまいました。 |
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なので、このようにパッケージの切れ端を2枚 瞬着で重ねた物を挟んでガタを取っています。 |
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こんな感じで、ライトやサイト類を装着するのと 同じ感覚で銃にマウントできます。 ちなみにこの配置では、マガジンがマウント固定ネジに引っかかって 着脱できません(笑) |
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私はプロゴーグルの側面に小さなレールを取り付け、 角度を決めて固定してあります。 |
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それに、ピカティニーレールマウントを介して取り付けています。 | |
背面にある電源ボタンを1回押すと電源が入り (Ver.1.17では照準レーザーも一定時間起動) インジケーターが緑色になってスタンバイモードとなります。 この状態でもう一度電源ボタンを押すと、バッテリーとメモリーカード残量を示す 背面インジケーターが点灯し、同時に照準レーザーが起動します。 |
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録画中はオレンジ色に光ります。 光が目立つ、と言う人は、テープなどで塞ぎましょう。 |
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背面インジケーターの画像です。 緑ならば残量80%以上、オレンジならば80〜20%、赤ならば20%以下を示します。 中央の出っ張りが電源ボタンになります。 電源ボタンを3秒以上長押しすると、ビープ音と共に電源が切れます。 また、15分以上放置していても勝手に電源が切れます。 |
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こちらが照準レーザーを照射した画像です。 2個の光点が出て、カメラの向いている方向とレンズの傾きを確認できます。 日本仕様のVer.1.18では照射されません。 |
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別売りで、こんなシリコンカバーも販売されています。 色もたくさんあり、これはカモフラージュグリーンになります。 (抹茶アイスっぽい色合いです) |
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しかし、マウントに干渉すると言う欠点が、、、 | |
充電はPCにUSBケーブルで接続することで行います。 この状態で、同梱のソフトが入ったメモリーカードを入れていると CONTOUR STORYTELLEYと言うソフトが起動します。 フォーマットされたメモリーカードが入っていると、 フォルダを開いて中身を読み出します。 ↓は実際に撮影した動画を編集した画像になります。 流石にレンズや素子の大きさ上、フルHDでも少し粗の目立つ画質ですが フルスクリーンで見ない限りは十分すぎるほどです。 激しい動きでもフレーム飛びせず、60fpsでも撮影できるので サバイバルゲームはもとよりシューティングマッチにもお勧めのカメラです。 |
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