LEUPOLD Mark4 3.5-10×40 LR/T M1のレティクルを再び交換

前回、TASCO G-Sniper Limited用のレンジファインダーレティクルを
移植したMark4ですが、先日KTWレンジに持ち込んだところ
黒い背景だとレティクルが細すぎて、まったく見えなくなってしまうことが
発覚しました。

そこで、再びレティクルを入れ替えてみました。
今回移植するのは、TASCO TR-X COMMANDERの
独自規格ミルドットです。
このミルドットはドットの間隔が広く、数も多いので
落差が激しく、遠距離で目標の遥か上方を狙う事のある
エアソフトガンには最適のレティクルです。
左がTR-Xのレティクルで、右が前回製作したMark4用レティクルです。

ほんの僅かですが、TR-Xレティクルの枠が小さく
無加工では装着不可能でした。
そこで、Mark4のレティクル押さえに枠ごと
エポキシで接着し、ユニット化しました。

芯を出しながら、慎重に作業を進めます。
枠から外したエッチングレティクル。
思ったより強固に接着されていて、取り外した際に
割れてしまいました(汗)

エッチングレティクルはワイヤーに比べて取り付けが簡単なのですが
表面に付いたゴミの除去が非常に面倒くさく、
本格的にやるには帯電防止策を取ったクリーンルームが必要なので
手間要らずのワイヤーレティクルにしました。
組み込んだ画像です。
前回同様ネジロックを塗布して装着し、
慎重にキャントレティクルを直します。

解像度調査に使用している調査機があるので、
至近距離に水平出し用の糸を吊り下げ、
デジタル水準器をスコープの平らな部分に載せて水平を取り、
糸に合わせて調整したら綺麗に行きました。
レティクルはこんな感じで、広い間隔にドットが配置されています。
Mark4は意外とエレベーション調整量が少ないので、調整範囲外になった場合は
レティクルホールドしなくてはなりません。
このレティクルとの組み合わせで、弱いホップでもかなり遠距離まで撃つ事が出来るようになります。