MST-100 前期型と後期型でのレティクル、解像度の違い

先日のアキュコンの時、U.S.OPTICS MST-100前期型、後期型を比較させてもらえる機会があり、
覗いてみた画像とRGB解析を行ってきましたので、データを整理してみようと思います。

  

上の写真が、MST-100 前期型を覗いてみた写真です。
レティクルのポストが直角型で、そこからミルドットが生えている形になります。
ミルドットはオーバルミルドット(楕円型ミルドット)で、USMCバージョンの物となっています。
Unertlと同じくワイヤーレティクルですが、こちらはポストと一体型で作られた物で、Unertlの張り合わせレティクルとは
また違うタイプのレティクルになっています。ポストの形状、ワイヤーレティクルの成型の綺麗さでは
UnertlよりMST-100の方が上でした。

MST-100前期型 覗いてみた画像特大版
比較 Unertl 覗いてみた画像特大版



フォーカスは約50m先で合わせられており、柵の格子一本一本まで鮮明に見えます。
現用スコープと比べると、若干色再現性に劣る部分もありますが、解像度は十二分なレベルを保っています。
Unertlの方は、フォーカス合わせ前なのでピントが合っていませんが、フォーカス合わせ後に覗いてみた感じでは
両者に解像度の差は殆ど感じられませんでした。

RGB透過率データ
R:86.2%
G:87.0%
B:72.0%
透過率:85.0%
対して、こちらがMST-100 後期型の覗いてみた画像です。
レティクルのポスト先端が三角になっており、前期型とは異なる形状のレティクルになっています。
ミルドットは通常の丸型ミルドットで、USMCバージョンではありませんでした。
こちらのレティクルもワイヤーレティクルです。

解像度ですが、こちらもフォーカス合わせ前なので、写真はピンボケになっていますが、こちらもフォーカス合わせ後、
Unertl、前期型と比較して、体感できるほどの解像度、色彩の変化はありませんでした。

MST-100 後期型 覗いてみた画像特大版

RGB透過率データ
R:85.6%
G:90.1%
B:69.4%
透過率:86.2%

透過率を比較すると、赤がほぼ同じで、緑の透過率が良くなっています。その代わり、青の透過率が下がっているのが分かります。
レンズコーティングを比較した際(写真は撮って来ませんでした。申し訳ございません)、違いは接眼レンズ側のコーティング一箇所だけで、
青系コーティングが緑系コーティングの差のみでした。
アメリカメイドのスコープでは、青の透過率よりも赤、緑の透過率を重視する傾向にある為、後期型になってから
より、その特色を強めた感じになっています。


再び比較させてもらえる機会がありましたら、コーティングの写真や外観の特色なども調べてみようと思います。