Badger Ord タイプ マウントリング製作記

先日作ったパチUnertl用のマウントリングを、と思い、
Badger Ordのマウントリングをモチーフにレプリカっぽいものを作ってみました。

M40A3用なので、本当はBadger Ord USMC M40A3 Height 0.886''を
作りたかったのですが、幅広マウントリングを作る素材が無かったので
同社Maximized 30mm Height 0.823''をモデルに作ってみました。

ベースはKING ARMSのLEUPOLD Mark4タイプマウントリングで、
内径矯正処理済みの物を使用しました。
このマウントリングは高さが約3.5mmで、インチ換算で0.137''となり、
Maximized 30mm Height 0.823''が0.232''なので、
微妙〜に低い物となってしまいますが、そこはそれっぽくアレンジしようと思います。
使用するスコープが1インチなので、30mm→1インチの
スペーサーが必要となります。
Badger Ordのスペーサーは、段付きのスペーサーなので、
自作するしかありませんでした。

ベースは直径φ35mmのジュラコン丸棒です。
まずは外径をφ32mmに整え、内径をφ1インチ(φ25.4mm)+0.02mm程に削ります。

ミニチュアのボーリングバイトしか持っていないので、荒削りにかなりの時間がかかりました。
1インチジャストのスコープを差し込んで、クリアランスチェックを行います。
(写真が見事にピンボケですw)
次に、段差を削ります。
刃物を交換するのが手間なので、逆回転にして
そのままボーリングバイトで仕上げます(笑)

段差の外径はφ30mm-0.02mmを狙います。
最後は突っ切りバイトで切り落として旋盤作業は終了です。
バリ取りは手作業で行いました。
コロンと落ちます
2個作って、こんな感じになります。

マウントリングが緑色なのは、塗装を落とす前だからです。
マウントリングの隙間を利用して、鋸で割りを入れて2分割します。
これでスペーサーは完成です。
某プロカメラマンの様に、切り粉をバックに撮影(爆)
次はマウントリング側の加工に入ります。
まずは肉盛りが必要な部分に、いつものエポキシパテを盛り付けていきます。

肉盛りする前に、表面を荒らした後に脱脂洗浄して食い付きを良くしておきます。
完全乾燥後、面だしを行います。
マウントリング上部を削っていきます。
LEUPOLDのリングは曲面構成なのに対し、Badgerのリングは平面構成なので、
かなり盛って削る事になりました。

いつもの様に、画像から採寸してラインを引き、削りましたが、
スチールリング部分もかなり削ることとなり、非常に苦労しました。

フライスが置き場所の都合で使えないので、全てヤスリ一本で削ります(笑)
マウントリング下側は平面出しと面取り位なので、すぐに作業は終了しました。

ラッカーパテで傷&巣の埋め作業を行います。
仕上げに塗装してリングの作業は完了です。

塗装はスコープの時と同様、トビカのトップガード マットブラックを用いました。
食いつき、塗膜が非常に強く、色合いもいいので重宝します。
スペーサーと組み合わせると、こんな感じになりました。

キャップスクリューもトルクスタイプにしたかったのですが、
手に入りにくいので、そのまま六角を使っています。

マウントの爪部分もパテ盛りをして面取りをしたかったのですが、
スクリューで強く締め付けられる部分だったので、
ここはそのままにしておきました。
先日作ったパチUnertlをM70BSにマウントしてみた画像です。
マウント高さが少し低い分、長いマウントベースだと
アイベルに干渉してしまいますが、ギリギリマウントできました。

今度は何かベースになる物を見つけて、
シムラードキャップを作ってみたいと思います。