プラを木っぽく塗装する

今回は、プラスチックパーツを木のように塗装します。
通常の模型用塗料でプラを木のように見せる塗装法もありますが
皮膜が弱く、木独特の細かい凸凹感がなかなかでません。
今回は、模型用塗料ではなく、木工細工用のニスを使って塗装します。
(写真左がニスを5重塗りしたSG550のグリップ改。右は2重塗りしたワンバイ材)
まず用意する物は、木工細工用の着色ニスです。
今回は手元にマホガニー調の着色ニスがあったので、それを使用しました。
ホームセンターには他にもチェリーウッド調やウォルナット調など、様々なニスがあります。

あと必要なのはハケです。木の筋を出すため、少し硬い物の方が使いやすいです。
ハケを洗う薄め液も忘れないでください。
まず、グリップに薄くニスを塗っていきます。
下地処理は通常の塗料と同じく、紙ヤスリで荒らす程度でOKです。
サーフェイサーや目止め用のとの粉を塗るは必要ありません。

一気に塗ると気泡ができたり、ニスの厚さが偏ってしまうので、薄く薄く塗ってきます。
半乾きの状態になったら、ハケで一定方向に木の筋をつけます。
これを何回も繰り返すうちに、色合いが深みを増してきます。
5回も塗ると、こんな感じになります。
写真では見難いですが、木の筋のような模様が描かれています。
つや消しタイプのニスを使った方が、よりリアルに仕上がります。