コクサイ M16マシンピストル

K28Gさんより送っていただいたコクサイのマシンピストルです。
マシンピストルとは名ばかりで、トリガー連動の固定ガスガンです(^^;

エアガンを始めた頃からの憧れの機種でしたので、
今回はかなり張り切っています。

K28Gさん、本当にありがとうございました!
今回の患者の症状(笑)は、、、
・トリガーが目茶苦茶重い
・ホップが強すぎ(0.28gでも遥か空の彼方へ)
・ストック類がついてない上に単発なので狙って当てるのが難しい
の3点です。

とりあえず、今回はトリガーとホップを弄ってみます。
ユニットを分解すると、写真の様になっています。
(ガスタンクとの気密Oリングが、何やら見た事のある色ですw)

構造はごく単純で、トリガーを引くとノズルが前進し、
同時に内部のストライカーが前進します。
トリガーが一定位置に来ると、ストライカーを引っ張っていた爪が外れ
ストライカーがスプリングで後退→ガスタンクとノズルを塞いでいた
棒を一瞬叩き、ガス放出というメカニズムです。
とりあえず、一番トリガーが重い原因を作っている
メインスプリングを交換します。
デフォルトで生ガスを吹きまくっているので
明らかに放出量オーバーと睨み、スプリングを弱くします。
丁度良い物が無かったので、線径0.9mmのピアノ線を使って
いつもの方法でスプリングを自作しました。
真ん中が現在入っている自作スプリングで、上がノーマル、
下が線径1.2mmの失敗策です(^^;
ホップは形状がマルイのコッキングと似ていて、
下にナイロンスペーサーが入っていて
上下の摩擦差を生み出しています。
こんな感じで組み合わさっています。
ちなみに、バレルへの装着方法は「接着」です(大汗)
とりあえず、抜弾抵抗の軽減も兼ねて
ホップ突起の真ん中を半円状に削りました。

これらの結果、トリガープルはデフォルトの約2/3となり
初速はMAXI0.2gで86m/s、ホップも0.2gで丁度良くなりました。
が、パッキンの接着を甘くした為、撃っていたらパッキンが回りだし
現在は撃った瞬間左へスライスしていきます(笑)

今後の対策
バレルが外径10mmの為、GFXで使っていたくらげバレルが使えないか
検討しています。
また、ガスタンクの冷えが早く、外部ソース化も検討しています。
後はストックを製作、取り付ければ来年の夏辺りに大暴れ出来そうです。
2005/1/10

現在の状態です。
2004年終わりの激震オフの時、赤風呂にて\500で購入した
スライドストックに換装し、ロングバレル化しました。

バレルは以前GFX用に作った内径φ6.05mm、全長300mmの
くらげバレルで、当時はくらげ二段重ねで使用していましたが
今回は青くらげを使用し、上にシリコンゴムを乗せて
テンションをかけています。

ロングバレル化に伴い、バルブリターンSPを弱い物に換え、
ユニット本体のノズル径を4mmに拡大し、放出量を上げました。

後はガスブロックとアウターバレルを作り、ハリスタイプのバイポッドを
取り付けてスポーターカービンの出来上がりです。
2005/6/29

バレルをマルイ電動ベースのOリングホップ仕様に変更しました。
フロントは電動M16A2の物を流用し、それを取り付ける為に
アウターバレルを製作し直しました。

写真はバレルを加工している所です。
結果、←の様になりました。M16スポーター マッチライフルの出来上がりです。
詳細はガンスミスライブラリの方へアップ致しました。
2005/7/6
リキッドチャージで使用する場合、すぐにユニット内に生ガスが
回ってしまうので、NLSもどき化しました。
ガスタンクと本体接続を接合しているパーツの内径を
旋盤で広げ、写真のようにφ6mmの真鍮パイプをはんだ付けしました。

これにより、生ガスを殆ど噴かなくなったばかりか、
リキッドチャージでも初速上下差が±1.5m/s程となり、
非常に安定しました。
2006/1/18
アレから色々弄り、ひとまず完結です。弄った部分は
・ショートピース製作
・内部メカのセンター出し
・ストライカーの打撃音処理
・トリガープルの調整
・外部ソース対応の6mm継ぎ手増設
です。非常に取り回しも良く、無音セミオートでバシバシ撃てる
使い勝手の良い小型スナイパーライフルになりました。