マツシロ(タカトク?) SSオートマグカスタム
懐かしのSSオートマグカスタムです。
昔、SS9をメインウェポンに、このオートマグをサイドアームに
サバゲをしたもんです。(年がばれる?)
この銃のカートリッジ式を残したまま、6mmBB弾化&HOP化をしてみました。
カートリッジは、SS9と共用です。
カートにも2種類あるらしく、弾がカートの中にすっぽりと納まるものと、
弾頭が少し飛び出ているものがあります。
弾も写真のてるてる坊主型と、もう1種類あったと思います。
黒いパイプがプラで出来たインナーバレルです。
これを6mmBB弾化&HOP化します。
写真の上、左から、マズルキャップ、インナーバレル、
インナーバレルのスペーサーです。
これをKSCの93Rオート9用のバレルを使い、HOP化します。
写真はアングスのテフロンバレルですが、
オート9純正のバレル(178mm)でもかまいません。

バレルのとなりにある金色のパーツはKSCのハードキックシリーズの
HOPメカのクリップスプリングブッシングで、
そのとなりが今回使う短くカットしたラバーチェンバーです。
ラバーチェンバーをこのようにカットします。(切り口が汚くてスミマセン)
ハードキックのラバーチェンバーも2種類あり、
93R用のものは色が少しグレーで材質も柔らかいもので出来ています。
その他の機種は全て同じで色は黒く、93Rと比べると硬いです。
これは、93Rのバースト&フルの弾のぬけを良くするため、
93Rのラバーチェンバーが専用に作られているためです。

今回はこの93R用の柔らかいものを使います。
バレルに組むとこんな感じです。
後は、金色のパーツを付け、ラバーチェンバーが外れないように
セロテープなどでグルグル巻きにします。
銃口側はがたつかないようにビニールのチューブをはめます。
バレルスペーサーとマズルキャップを付け、差し込みます。
どうでしょう。バレルの長さもピッタリです。
このカスタムの良い所は、本体ならびにもとのパーツに
一切手を加えていない事です。いつでも、もとの状態に戻せます。
後は、カートの6mmBB弾化です。
30代以上の方ならみなさんやったと思いますが、
お決まりの6mmガラスチューブを切ってカートの内側に貼り付けるだけです。

さて、実射性能ですがボルトにはまったく手を加えず、
スプリングもヘタっているのでパワーはありません。
しかし、HOP化のおかげで20m位なら変なドロップもなく素直に飛びます。

その後、だんだんと失速していきますが・・・。
でも、20mも飛べば当時では考えられない飛距離です。
2004/11/6 追加レポートです

写真上がSS9000用のシリンダー、ピストンカップ、ピストン、スプリングです。
ピストンは真鍮製でメッキがかかっています。
ピストンカップは、テフロンとゴムの2種類で出来ています。
ピストンは、ジュラコン製です。
スプリングは、細径ですが、かなりテンションが強いです。

下が、純正のシリンダーパーツです。
シリンダーやピストンの内径、外径は同じなのですが、
長さが明らかに違います。
オートマグ用のシリンダーやピストンはないそうなので、
このSS9000用のパーツを切断して、自作したいと思います。
このように長さが違います。純正のピストンカップは、
バリ、などとは言えないほど、形からはみ出ています。

シリンダーは前後を切断し、純正と同じ長さにしました。
ピストンもまず、半分に切ってから、元のピストンの長さにし、
プラのパイプをセメダイン スーパーX2で接着し、イモネジで止めました。
スプリングも、純正の長さに合わせました。
スプリングガイドや、ピストンヘッドなどは、元のままです。

シリンダーを本体に組み込むと、こんな感じです。(メッキが眩しい!)
グリップスクリューもMGCモデルガンオートマグ用のステンレス製に変えてみました。

さて、実射性能です。何も手を加えず6mmHOP化した時は、
MAXI BB(0.2g)で10発平均が67.0m/s(0.44J)でした。
この、カスタムシリンダーを組み込むことによって、
10発平均が88.1m/s(0.77J)まで上がりました。
これなら、現在でも十分に使えそうです。