SAFARILAND
014 Open Class Competition Holster
014-683-121 Glock34/35 Right Hand

SAFARILANDが製造販売している競技用ホルスターで、012、013の後継機種にあたります。

今回、レースガンをリボルバー(TANAKA M&P R8)からGLOCK(TM G17)に変えたので
ホルスターもそれに対応する物に変更しました。
この014モデルは、東京の赤羽フロンティア様で取り扱っています。

ナイロンホルスターやミリタリー/LE系のポリマーホルスターに見慣れた方にとっては
一見なんだか分からない、異形のホルスターに見えると思います。
014最大の特徴は、このボールジョイントシステムです。
連結部分を球形の金具+クランプとしたことで、ホルスターの向きを
好きな方向に調整できるようになりました。
ホルスターの上下位置も調整可能です。
体とホルスターの間に入れるスペーサーは
ネジによって3ポジションに入れ替え可能です。
ベルトは一般的なベルトと、同社032 ELS Competition Beltに直接マウントする
2種類の取り付け方法が選べます。

写真の物は一般的なベルトに取り付ける為のアダプターで
薄い金属板を使ってベルトを挟み込み、赤矢印のイモネジで
ガタを取るようになっています。

ベルト上下幅は約38mm(1.5インチ)〜約45mm(1.75インチ)まで対応しています。
同社032 ELS Competition Beltに装着するためのネジも付属します。
TM グロックシリーズ(写真は電動ブローバックのG18C)は無加工で装着可能ですが
ホルスターがG34/35のロングスライド用なので、写真の様に隙間が空きます。

スライド、バレルをそのまま使う場合は、スペーサーなどを作らなくてはなりません。
バレルリテンションプレートは、写真の位置まで伸びます。
013から追加になったトリガーロックも健在で、
トリガーガード部分のパーツを上下にスライドさせることで
銃が抜けないようになります。

トリガーロック前方の丸いパーツがテンション調整スクリューで
ドロー時のテンションを微調整できます。

ドローのストロークは短く、銃をまっすぐ上に6〜7mm程度引き上げると
ロックが解除されます。
各スクリューは、付属のレンチで回せます。
全てインチネジなので、紛失すると厄介です。
マズルパーツは大小2個付属します。
ここも裏側のネジを緩めると上下に調整できます。
私の現在のリグはこんな感じになります。

フレームのアンダーマウントを利用したコンプ/マウントなので
そのままでは装着できず、かなりの加工を要しました。
014はフレームのアンダーマウント部分を利用したコンプ/マウントには対応しておらず
そのままではフレームと内部パーツに引っかかって装着できません。

そこで、フレームはギリギリまで切削、内部パーツは
ロープロファイルタイプを3Dプリンターで成型して
専用ホルスターに作り替えました。

こうすることで、アンダーマウントタイプのコンプ/マウントにも対応出来ます。