LMG日記 4日目 「6.6Vの効率」 前回の大事故(笑)から方向性を一転し、 「堅牢・確実・高効率」を目指すことにしました。 まず着手したのはマガジンの巻上げ強化です。 前回までは三端子レギュレターを通し、バッテリーの電力を巻き上げに回していましたが 三端子レギュレターの出力不足(MAX 1A)に悩まされ、 パワーのあるモーターを使えずにいました。 結局、最初からついている電池ボックス(単三2本)を使うことにしました。 トリガー連動は活かしたいので、トリガー連動にてリレーを動かし、 リレーでモーターのON OFFを制御する方式を取りました。 使用したリレーはオムロンのG6B-2114P-USで、5V駆動、MAX 5Aの物です。 電源供給はメインバッテリーで、前回の三端子レギュレターをそのまま使っています。 |
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モーターはミニ四駆時代、大変お世話になった(笑)トルクチューンモーターです。 トルクチューンモーターのスペックは下記の通りです。 消費電流:1300〜1700mA 適正負荷時回転数:12000〜14300rpm 適正不可:15.3〜20.4g-cm 20発/s程ならば3Vでも確実に給弾しながら、ぜんまいも巻き上げてくれます。 |
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前回、悪夢の大クラッシュを引き起こした13.2V 2300mAhのリフェバッテリーを解体し、 2直列、2並列に組み、6.6V 4600mAhの専用バッテリーを作りました。 これにより、常時120Aまで供給でき、突入電流すら流しきる モンスターバッテリーになりました(その前に配線とコネクタがもちません) A123systems 26650セルは1本辺り直径約28mm×全長約65mmと 非常に大型ですが、常時60A(2009年バージョンなら70A)流せる 乾電池型リフェでは最強のセルです。 配置してみると、200連マガジンの内部スペースにピッタリでした。 |
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マガジン内に収めっぱなしを前提とし、メインコネクタとバランスコネクタを 外部へ引っ張り出せるように配置しました。 配線をいくらでも太くできるので、メインコードは12Gシリコンコードを 2本並べて使っています。 バッテリー同士の接続は、カブース様の製作風景を元に 平編銅線を使っています。 |
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現在のSTONER LMGです。 前回大クラッシュを起こしたので、一旦洗浄し ピンゲージで軸穴をチェックした後に新品のオイルレスメタルを組みなおしました。 電圧が若干落ちたことを考慮し、モーターをEG1000ではなくGP M120にしています。 スプリングはライラクスのM90を使っていますが、フルオートで16.8発/s、 消費電流約12Aとノーマル電動ガンと同じサイクル、燃費をマークしています。 この状態で岩手交流戦に参加、半日使っていましたがトラブルも無く 快調に作動していました。 高橋さんの協力を得て完成したGEN3 G-HOPを搭載し 長距離定点射撃のできるLMGになりつつあります。 セッティングがほぼ決まった感じなので、ギアをシステマ純正トルクにしたりと 耐久力を向上させていく方向に進もうと思います。 |
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KAC STONER 本日の最終仕様 最終状態:16.8発/sにて快調作動! ホップ最小時初速:90m/s@マルイ0.2g サイクル:16.8発/s 使用バッテリー:6.6V 4600mAh A123リフェバッテリー メカボックス:専用アルミメカボックス ノーマル ・駆動系 ギア:マルイ純正 ギアグリス:タミヤ アンチウェアグリスベース サラサラネバネバ対磨耗グリス 軸受け:システマ オイルレスメタル 軸受け潤滑:タミヤ アンチウェアグリスベース サラサラネバネバ対磨耗グリス シム:京商とかマルイ純正とか色々 ・給排気系 ピストン:マルイ純正 ピストンレール潤滑:タミヤFグリス ピストンヘッド:マルイ純正にφ2.5mmの給排気穴2個 ピストンヘッドOリング:マルイ純正 小さめの物を使用 シリンダー:マルイM4用純正 シリンダーヘッド:マルイ純正Ver.3用の余り物黒ヘッド シリンダーヘッド緩衝材:マルイ純正 シリンダー潤滑:タミヤFグリス スプリング:ライラクス M90 スプリングガイド:メカボックス専用品 タペットプレート:マルイ純正M4用 前面0.5mmカット&ウイング干渉部分加工 ノズル:マルイ純正P90用ノズル ノズル潤滑:タミヤFグリス ・電装系 モーター:G&P M120ロング 配線:1.25sq テフロン皮膜錫メッキ銅線 スイッチ:オムロン V-155-1A5 ・バレル周り バレル:マルイ純正 M4用363mm 内径6.08mm ガタ止めOリング追加 ホップ:GEN3 G-HOP ・給弾系 マガジン:専用音感BOXマガジンベース トリガー連動給弾カスタム |