PELICAN
iM3200 PELICAN STORM Long Case OD

PELICANから販売されている大型ハードケースです。

PELICANと同じく、ハードケースの大手メーカーだったHARDIGGが
製造販売していたハードケースですが、
HARDIGGが2008年にPELICANの傘下に入ったことから
現在はPELICANブランドとして販売されています。

内寸は111.7cm×35.5cm×15.2cmと、
長さはPELICANの1720(106.6cm×34.3cm×13.3cm)と
1750(128.2cm×34.3cm×13.3cm)の中間で
幅と高さが若干大きいと言う特徴を持っています。

私は若干深いケースが欲しかったので、
これをチョイスしました。

カラーはブラックとODの2色があり、
海外(アメリカ)から購入すると$230くらいですが、
大きいので、その分送料がネックとなります(汗)
ロゴはHARDIGGではなく、PELICANになっています。

ケースの素材はHPXと言う耐衝撃ポリプロピレンで
かなり肉厚にできており、ケース(フォーム入り)だけで9.57kgと
筋トレできる重量です。
中には小冊子が入っていました。
アメリカらしく、"LIFETIME GUARANTEE"と大きく謳ってあります。
側面にはVORTEX VALVEと呼ばれるバルブがついていて
外気圧の変化に自動で追従して、ケース内の圧力を調整します。
ロックは合計6カ所についており、
中央のボタンを押しながらパドルを起こす二重ロック式になっています。

強固で勝手に開くことは殆どないのですが、
ちょっと開けづらいです。
こんな感じで、真ん中のロック部分を押しながら開けます。
STORMケースは正面だけでは無く、左右にもロックがついています。
これが、私がSTORMケースを選択した理由の一つです。

主に遠征を考慮し、ガラガラ引きずり回すのがメインになるので
ロックは強固な物を、と言う考えがありました。

ケースにはローラーがついているので、
平坦な地面ならば簡単に移動ができます。
ローラーと反対側には、ラバーコートされた
強固なキャリングハンドルがあります。

折りたたみ式になっていて、
使わない時はたたんでケースに密着させておけます。
側面にも大型のキャリングハンドルがついています。
こちらがメインのハンドルとなります。

懐が広く、厚手の手袋をしていても
ケースに当たること無く、容易に持ち運べます。
フォームは一体型のソリッドフォームで、
やや堅めの物がついてきます。

フォーム無しや、購入店によっては様々なフォームを
オプションに加えているところもあります。

フォームを交換したい場合、カームフレックスという吸音材用の
スポンジが安く、お勧めです。
フォームは全部で三層構造になっています。

カッターでサクサク切れ、木工用ボンドで容易に接着できます。
16インチ、14.5インチサイズのM4ならば、頑張れば2丁入ります。

フォームを1枚取って、写真の様に入れれば
マガジンや小物などを一気に持ち運べるので
移動時、荷物の持ち運びが大変楽になります。

このiM3200以外にも様々な種類があり、
本家PELICANの17**シリーズもあるので
用途に応じて、多種多様なセレクトが可能です。

他のガンケースに比べて高価ですが、
超がつくほど頑丈で、しっかり中身を保護してくれるので
愛銃をしっかり保護したい方、遠征にガンガン連れ回す方にはお勧めです。

ちなみにこのiM3200は、ワゴンRの後部座席をフラットにすると
ピッタリ縦に収まるサイズでもあります(笑)