SAFARILAND 6004ホルスターを迷彩にする(生地貼り)

使いやすく、人気にあるSAFARILAND 6004ホルスターですが
カラーバリエーションが少なく、日本国内で流通している物は
ほとんどがブラックかTANになります。

そこで、今回は好みの迷彩柄にカスタムしてみようと思います。

今回使用したのは6004のHK45+SUREFIRE X200/X300用です。
今回使用するのはイギリス Hyde Definition社の
PenCott Greenzone 500Dナイロン生地です。
こちらはebayにて調達しました。

500D生地は意外と厚いので、衣類に使われる
薄いNYCO生地を使っても良いと思います。
まずはホルスターを十分覆うサイズにカットします。
かなり余裕を持って切った方が良いでしょう。
続いて、最初の位置決めを行います。
私はネジ穴部分を使って位置決めを行いました。

ポンチにて生地に穴を開けます。
貼り付けに使用するのは、セメダインSuper XGです。
弾性のある接着剤で、硬化後は耐水性もあるので
布を曲面に貼り付けるのに適しています。

まず、ホルスターと生地に接着剤を塗ります。
付属のへらを使うと均等にしっかり塗り込めます。
このとき、一気に全体に塗ってしまうと
手が足りず、密着させられなくなってしまうので
3〜4cm分ずつ何度かに分けて行います。

1分後、接着剤がやや硬化を始めた頃に
お互いをしっかり圧着、貼り付けます。
曲面に圧着するときは、硬めのスポンジを使って押しつけると良いでしょう。

完全に貼り付いて動かなくなったら次の場所へ移行します。

ポイントはエッジ部分をしっかり接着するのと
曲面にしっかり生地を沿わせる事です。
ハンガーに取り付ける部分はこのように切り取って処理します。

生地に伸縮性が無い為、曲面がキツい部分はどうしても歪んでしまいます。
そう言った場合は、生地に切り込みを入れて折って対処します。
SAFARILANDの6004は比較的曲面がなだらかなので
1発貼りで綺麗に行きました。
ホルスター本体とロック部分、パドル部分とそれぞれ生地を貼ります。

ロック部分は折り曲げた状態で貼らないと
生地が伸縮できず、剥がれてしまうので要注意です。
最終的に組み立てると、このようになります。

最近はこのように複雑な曲面の物には水圧転写を施すのが
一般的になってきましたが、生地貼りは素材特有の
温もりが出るのが最大の特徴です。

装備に合わせた生地でチャレンジしてみてください。